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続:ラケット買い替え(2015版) [Tennis - Gear&Book]

 ということで、昨晩のレッスンで初打ちと相成ったGamma RZR 98。

 まずは使い慣れたSOLINCOのTour Bite 1.25を張った方から使ってみた。
 ウォーミングアップのミニラリー→ボレーvsボレーの時点でボールが飛ぶなという感覚。以前より3lbsも上げているのに、手に伝わってくる硬さはさほどない。スライスで打つと、これまでより柔らかく振っててもしっかり逆回転がかかっていくが、ただ当てただけだとひょ~んと飛んで行ってしまう。

 球出しドリルでも、ある程度回転をかけて抑える意識が必要なようで、フォアで厚く当てて低い弾道のボールを打っていくと、これまでより4,50センチほど伸びてしまう。ま、このあたりはある程度予想していたことではあるが。とはいえ、高い打点から叩いた時のボールの伸びは自分の意図したものに近く、この点は以前使ってみたYONEXのVCORE Tour 97よりもむしろ好感触だった。
 バックハンドも同様で、しっかり振っていくとこれまでのイメージとそうブレないボールが飛んで行く。それでいて目の粗さの利点からか回転もかけやすいので、案外に違和感なく使えそう―と思えてきた。

 ……が、「あれれ?」を連発しだしたのが、生徒、コーチを交えてのラリー練習。
 スィングスピードをやや落とし確実性重視で回転をかけて打って行くと、途端にボールが浮き始める、というか高い弾道のぽわ~んとしたボールが多くなる。かと思えば、低めの弾道で抑えていこうとすると、思った以上に回転がかかっているからかネットを越える前にぐっと落ちてネットにかかったり。

 うーむ、この差に慣れるのはまだ時間が必要か。

 そして肝心のボレー。
 一言でいうと「ラク」。
 何がどうラクなのかと訊かれると答えに窮してしまうけれど、とにかく当たれば何とか(相手コートに)返る気がするというか。しっかり当たればボールに力も加わるし、意図的にアンダースピンをかけて滑らそうとしても案外に上手くいく。
 これは目論見通り、ボレー改善の一助になるやもしれぬ。

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 で、途中からBLACKCODE 4Sを張った方と持ち替えながら使ってみたのだが、昨日の最後に書いたように、オーバーグリップがやや厚いからなのか、グリップも少し太めになっているように思える。Tour Biteを張った方には、長く使っているBOWBLANDのブルーを巻いたが、こちらは何ら違和感なくしっくり来るのに、なんで同じメーカーなのに色の違いでこうも違うの?と。

 握った感触の違いが気になって、4Sの感触をじっくり味わうまでには至らず。が、昨日打ち比べただけでも、自分としてはSOLINCOの方が好きな感触だよなぁと。4SはTour Biteに比べやや硬さを感じる一方で、何故かフェースが―特にオフセンターでボールを捉えた時に―バタつくような感覚が残ったり。
 上の画像(右)を見てもらうと、4Sの断面が正方形な特徴というか、角が立っているのがお分かりいただけるかと。とは言いながら、実際に打っているとその効果を劇的に感じる程ではなかったような……。これも、同じ構造のTour Biteと比較するからだろうか。

 ま、グリップを太く感じることの違和感は如何ともし難いので、次回からはこっちにブルーのオーバグリップを巻くことで対処しようかと。 

 ネット上でRZR 98のインプレッション記事を探すとぽつぽつ出てくるが、異口同音にこのラケットは「しなる」と書いている。メーカー側もこのラケットの特徴としてそのように謳っているいるようだが、 そのしなり感自体はあまり感じられなかったような。とはいえ、バックハンドスライスが案外に打ちやすいこと、オフセンター時の面のバタつきなどを考えると、フレーム自体は柔らかいといえるのかもしれない。

 このラケットの素性を掴んで使いこなすには、まだしばし時間が要るようで。 

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