80年代デニムをリペア [Clothes/Shoes/Goods]
今日はホントに寒い日でした。
予報通り、積もる雪にはならずみぞれ混じり、宵には雨もほぼ止んでくれたのでとりあえず一安心。例年、今が一年で一番寒い時期なのでまだ油断はできないけれど、雪はいらないなぁ……。
閑話休題。
日頃、デニムパンツ(以前はジーンズと言ったもんですがw)を買う場合、自分は大概色の濃いもの、要はあまりウォッシュ加工のさほどかかってないものを選ぶ。が、昨秋辺りになって、ダメージ加工のされたものも1本くらいいいかも?と、ちょっとばかり考え始めた。とはいえ、年甲斐もなく穴の開きまくったデニムを履くというのも恥ずかしいw ならば、ということでリペア加工のされたものならいいんじゃないの?と思いつき、ネットで色々見ていた。
そんな矢先。
弟が「これ~」と出してきたのは、自分が高校~大学の頃に買ったと思しき、Levi'sの515。
確か穿いているうちに縮んで腿がパツパツになり、弟に譲ったものだった。その後は弟が穿いていたけれど、生地が擦れてあちこちに破れや穴があいたので、そのうち直そうと思って取っておいたのだとか。
「穿けるんならこれ直したらどうよ?」と。
ってことでデニムのリペアを頼める店を検索してみたが、案外とお値段もかかる……。懐かしいとは言えさほど愛着あるものでもなし、ある程度の金額を払うならそれこそ、新品を買った方がいいわけで。
と、国立駅前にあるお店が、靴やカバン以外にデニムのリペアもやってたことを思い出し、持ち込んで直接訊いてみることに。
持ち込んだのは国立駅北口にある「BOTANICA」。
生地も経年劣化でだいぶ傷んでいるので、とりあえずダメージの大きい箇所3ヶ所(両腿と右後ろポケット)を直してもらい、あまり気を遣わず穿ける状態にしてもらうことにした。価格は3ヶ所合わせて¥5,000-だから、相場よりけっこうリーズナブル。
5日ほどで出来上がりだったのだけれど、昨日ようやく受け取ってきた。
以下、ビフォー&アフターを。
リペア前(左)とリペア後(右)―その1
リペア前(左)とリペア後(右)―その2
リペア前の写真はお店で見てもらっているときに撮ったものなので、黄色いテープはお店の方が確認用に貼ったもの。
特に左腿がL字形にざっくり裂けている。最初小さい穴だったのが、穿く時につま先がひっかかってビリリとやってしまったもの、らしい。
リペア箇所拡大。右腿(左)と左腿(右)。
周囲の生地も薄くなっていたので、広い範囲に糸を入れてもらっている。右腿は穴の痕を活かしつつ補強してもらった。
右後ポケットの付け根の破れ(左)とリペア後(中)、その裏(右)。
下地から裂けていたので、一度外してから裏を補強して付け直したとのこと。
「この頃のリーバイスは14ozの生地を使ってて、けっこう良かったんですけどねぇ」 とは、お店のマスター談。
確かに昔のものと比べ、最近のデニムは一様に生地が薄い。それが柔らかさ、つまりは穿きやすさとか、シルエットがきれいに出る―といったメリットに出てはいるんだろうけれども。もとより、ファッションアイテムとしてゴツゴツ硬いのは敬遠されるんだろうなぁ。
出来上がりがこの状態。
久々に穿いてみると……ウエストや腿などは問題なく穿けるんだけど、とにかく股上深っw
近年はローライズ気味のものばかり穿いていたので、ベルトのバックルがへそが隠れる位置に来る感覚は、懐かしいような違和感あるような(^^;)
ここまで色落ちしたデニムは最近持っていなかったので、もう少し暖かくなったら気軽にガシガシ穿こうかと。ただ、左後ろポケットも穴があきそうだし、裾のほつれもかなりある。
これはそのうちまたリペアを依頼しようかな。
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