「孤独のグルメ」O.S.T [Music]
Amazonに仕事で使う資料を注文するついでに、購入。
昨年テレ東系で深夜枠で放映されたドラマ「孤独のグルメ」Season1、2のサントラ。
自分は昨秋放送のSeason2から見始めたが、"夜食テロ"の評判通り、夜中に見るにはかなり危険な番組w(なので何かしら酒とツマミを置いてみるのがベスト)。Season1もこの年始にまとめて再放送されたので、録画してゆっくり見ていた。主演の松重豊さんが、他所で見る強面の演技とは違う、何とも言えないいい味の演技。
劇中のBGM担当は、原作者の久住正之氏も一員である「THE SCREENTONES」。ジャズを基調にレゲエ、スカなどの味付けもあって、ドラマの軽妙かつのんびりした雰囲気に合っている。それでもって料理は本当に旨そうだし。
Season2のサントラが出たばかりということもあって、2枚一気買い。
早速車のHDDにも落としたけれど、運転中にやたら腹が減ってしまうという副作用もありそうで……w
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April [Music]
4月に入った。
今日から新年度、新生活を始められた人も多いと思う。ニュースを見ながら自分も10ん年前、新卒で入った会社の入社式のことをちらりと思い出してみたり。
光陰矢の如し。
で、今日は4月1日、エイプリルフール。
ネット上には今年も大小、なかなか面白いウソやジョークが出ている。拙ブログも気の利いたジョーク企画の一つでも、と考えてはみたものの、気づけば日付が変わるまで1時間弱。これじゃあねぇ。
でことで、こういう時の音楽ネタ。
- April -稲垣潤一-
1986年リリースのシングル(両A面)で、同年発売のアルバム「REALISTIC」収録。SANYOのラジカセのCMでも使用されていた。
姉が当時ファンだったので、自分もLPレコードを借りてカセットテープに録り、ウォークマンでよく聴いていたり。そういう時代。
作詞はあの秋元康。
最近はそれこそ使い捨てのような?曲を大量生産しては女性アイドルグループに歌わせているけれど(あの数の曲を一応商業ベースに乗せてしまう手腕は、それはそれでスゴいと思うが)、一方でこの曲をはじめ、稲垣潤一氏に提供したような詞もいくつも書いているから、この人に対して一概に否定的になれない。
但し……稲垣氏に提供した「She is a Star」という曲だけは、発表当時の状況を鑑みると「よくもまぁぬけぬけと」と噴飯ものの詞ですが。
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「Waters of March」 [Music]
今年の3月は強い風から。関東地方でも"春一番"だったそうで。
明日からはまた寒さが戻るとのことだけれど、それでも少しずつ……冬から春へ移っているのを感じられるような。
今冬の凄まじい豪雪に悩まされている地方の方々にとっては、春を待ちわびる気持ちは―それこそ自分と比較にならないほど切実であろうけれど。
3月ということでこの曲。
Waters of March -akiko & Corinne Drewery-
原曲は"ボサノヴァの父"A・カルロス・ジョビン45歳の時に作曲されたもの。南半球の国ブラジルで3月は夏から秋へ向う月なので、タイトルの「3月の水」も秋の雨のイメージ(ジョビン自身の人生もその時季にオーバーラップするような)なのだとか。
それに対してこちらのバージョン。女性シンガー2人の掛け合いとポップなアレンジにより、同じ「3月の水」でも北半球の3月、雪解け水の流れる川というか……川べりの芽吹いた草木や冬眠から目覚めた生き物、水面に反射するやわらかい陽射しとか、そんなキラキラした春の情景を感じさせる。
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Merry Christmas [Music]
クリスマスとは一切無縁なようなこのブログでも、一応は。
別に恒例ってわけでもないが、ここ毎年採り上げてるクリスマスな音楽ネタで。
- Sleigh Ride - Boston Pops Orchestra
原題でわからなくとも「そりすべり」という邦題、たとえタイトルを知らなくとも曲を聴けばきっと「あー、これか!」。この時期に必ず一度は耳にする曲。ショッピングモールやデパート、スーパーとかでもかかってたり。
千葉県の某超人気レジャー施設では今でも、このシーズンには園内で流れてるんですかね?陽気なオッサンの声でMerry merry Christmas! Welcome to Tok(以下略)~なんてなアナウンス付でw
タイトルの「そりすべり」や軽快で明るい曲調は子供の遊ぶ様を思わせるけれど、挿入される効果音(ひづめのカポカポいう音やラストの馬のいななき等)を聞いていると、馬にそりを引かせて走る様のようにも思える。パシッ!という音は手綱の音?
もしかするとサンタクロースがそりを駆る様子を表したのかなぁ、と。
もう一曲。
- Enya - 'Silent Night' (Oiche Chiuin)
エンヤの故国アイルランドの公用語であるゲール語で歌った「きよしこの夜」。'08年発売のアルバム「And Winter came…(雪と氷の旋律)」に収録されたバージョン。
広く知られているトラディショナルな曲であるはずなのに、聴こえてくるのはやはり、この人の構築する音楽世界。
今年のクリスマス・イヴの夜空には雲が多く、星空は望めないようですが。
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TIME OUT-Dave Brubeck Quartet [Music]
ジャズ・ピアニストの巨匠デイヴ・ブルーベックが逝去したのは、92歳の誕生日を迎える前日だった、今月5日のこと。
たまたまだとは思うがそのしばらく前から、何となくこの曲が聴きたくなって、Youtubeでお気に入りに入れてはよく聴いていた。とはいえメロディーと曲名しか知らず、誰の曲かということもそれまで知らなかったわけで。
- Take Five - The Dave Brubeck Quartet (1959)
自分にとっては20年以上前に「アリナミンV」のCMで流れたのが印象的。当時JAZZのジの字も知らない(今でも大して知らないがw)中学生頃だったと思うが、素直にカッコいい曲だなぁと思ったもの。
デイヴ・ブルーベックの名前を知らない人間でも、この曲は必ず何処かで耳にしているはず、そんな"超"のつく有名曲。
ブルーベック氏の訃報を聞き―追悼というわけでもないが―この曲が収録されたアルバム「Time Out」をAmazonで探してみた。が超人気盤だけあって国内盤に輸入盤、再販やリマスター盤など色々あって、どれを買ったものやら。
ライナーノーツを読むなら国内盤のがBetterなんだが、今回は「TIME OUT」の7曲に'54年のアルバム「Brubeck Time」8曲がカップリングされた、2010年発売の輸入盤を注文。
【内容紹介】
ジャズ界最大のベスト・セラー・アルバムのひとつに数えられ、現在も売り上げ更新中のデイブ・ブルーベック「Time Out」。「テイク・ファイブ」、「トルコ風ブルー・ロンド」という2大ヒットを生んだ金字塔です。本CDは、「Time Out」の全曲に、54年のアルバム「Brubeck Time」全曲をカップリングした、まさに究極のエディション。変拍子を取り入れながらも、ポップで聴きやすいサウンドに仕上げた前者と、スタンダード・ナンバーを中心にとりあげた後者は一聴、対照的な内容ですが、ブルーベックとポール・デスモンドの相性は最高で、70分あまりが一瞬で過ぎ去ってしまいます。アメリカで国民的な人気を誇ったブルーベック・カルテットの魅力の源泉に触れることができます。
これが今日届いていた。
まださらっと流して聴いただけだが、何とも心地いい。
TIME OUTは全7曲とも変拍子で、例えば代表曲のTAKE FIVEにしても、タイトルが示す通り5/4拍子(3/4拍子+2/4拍子)の曲。もう一つ、「5分休憩しよう」との意味も含んでいるそうだが。4拍子まで理解できておらず、裏拍すらイマイチ取れない自分には変拍子がどういうことなのかわかってないのだけれど、そんなことはわからずとも、聴いていて「いいよなぁ」と思えることだけは確か。
冬の夜長にしっくり来る。
素敵な音楽を遺してくれた巨匠を偲びつつ……。
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