TIME OUT-Dave Brubeck Quartet [Music]
ジャズ・ピアニストの巨匠デイヴ・ブルーベックが逝去したのは、92歳の誕生日を迎える前日だった、今月5日のこと。
たまたまだとは思うがそのしばらく前から、何となくこの曲が聴きたくなって、Youtubeでお気に入りに入れてはよく聴いていた。とはいえメロディーと曲名しか知らず、誰の曲かということもそれまで知らなかったわけで。
- Take Five - The Dave Brubeck Quartet (1959)
自分にとっては20年以上前に「アリナミンV」のCMで流れたのが印象的。当時JAZZのジの字も知らない(今でも大して知らないがw)中学生頃だったと思うが、素直にカッコいい曲だなぁと思ったもの。
デイヴ・ブルーベックの名前を知らない人間でも、この曲は必ず何処かで耳にしているはず、そんな"超"のつく有名曲。
ブルーベック氏の訃報を聞き―追悼というわけでもないが―この曲が収録されたアルバム「Time Out」をAmazonで探してみた。が超人気盤だけあって国内盤に輸入盤、再販やリマスター盤など色々あって、どれを買ったものやら。
ライナーノーツを読むなら国内盤のがBetterなんだが、今回は「TIME OUT」の7曲に'54年のアルバム「Brubeck Time」8曲がカップリングされた、2010年発売の輸入盤を注文。
【内容紹介】
ジャズ界最大のベスト・セラー・アルバムのひとつに数えられ、現在も売り上げ更新中のデイブ・ブルーベック「Time Out」。「テイク・ファイブ」、「トルコ風ブルー・ロンド」という2大ヒットを生んだ金字塔です。本CDは、「Time Out」の全曲に、54年のアルバム「Brubeck Time」全曲をカップリングした、まさに究極のエディション。変拍子を取り入れながらも、ポップで聴きやすいサウンドに仕上げた前者と、スタンダード・ナンバーを中心にとりあげた後者は一聴、対照的な内容ですが、ブルーベックとポール・デスモンドの相性は最高で、70分あまりが一瞬で過ぎ去ってしまいます。アメリカで国民的な人気を誇ったブルーベック・カルテットの魅力の源泉に触れることができます。
これが今日届いていた。
まださらっと流して聴いただけだが、何とも心地いい。
TIME OUTは全7曲とも変拍子で、例えば代表曲のTAKE FIVEにしても、タイトルが示す通り5/4拍子(3/4拍子+2/4拍子)の曲。もう一つ、「5分休憩しよう」との意味も含んでいるそうだが。4拍子まで理解できておらず、裏拍すらイマイチ取れない自分には変拍子がどういうことなのかわかってないのだけれど、そんなことはわからずとも、聴いていて「いいよなぁ」と思えることだけは確か。
冬の夜長にしっくり来る。
素敵な音楽を遺してくれた巨匠を偲びつつ……。
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DNAに刷り込まれたような感覚です☆
by 獏 (2012-12-14 13:44)
DNAへの刷り込みですかw
この心地よさは確かにそういうものなのかも。
ただそれが活性化するのは、ある程度年を経てからのようですがw
by るね (2012-12-14 21:59)