ウィンブルドンも終盤へ [Tennis - Pro Tour]
またも忙しさにかまけているうちに、ウィンブルドンは終盤戦へ。男子は本日QF、女子は昨日の時点で4強が出揃っていた。
男子では心底orzになる結果が。
Yen-Hsun Lu (TPE) def. Andy Roddick[5] (USA)
4-6 7-6(3) 7-6(4) 6-7(5) 9-7
ロディックがまさか今年は4回戦で姿を消すとは……。昨年は決勝戦、最後の最後で涙を飲んだだけに、今年に賭ける思いがあっただろうに。
昨年の準優勝者から大金星を挙げた台湾の盧彦勲。アジア人の男子のウィンブルドンベスト8入りは'95年の松岡修造以来の快挙だというし、日本リーグ(ソニー)で活躍するなど日本でも馴染みのある盧選手だけに、喜ばしいことなんだろうけれども……破った相手がロディックだとねぇ、フクザツ。
(「松岡以来のアジア人男子8強入り」と聞いて「あり?“タイの英雄”スリチャパンは?」と思ったので調べてみたところ、'03年の4回戦進出がベストリザルトでした。改めてベスト8入りって高い壁なんだなぁ、と)
肩入れしたい選手の消えてしまったw、8強の顔ぶれと対戦カードは↓。
- Roger Federer[1] (SUI) vs Tomas Berdych[12] (CZE)
- Novak Djokovic[3] (SRB) vs Yen-Hsun Lu (TPE)
- Jo-Wilfried Tsonga[10] (FRA) vs Andy Murray[4] (GBR)
- Robin Soderling[6] (SWE) vs Rafael Nadal[2] (ESP)
ロディックの山を除けば概ね順当てところか。
SFはそう波乱が起きなさそうなトップハーフに比べ、荒れそうなのはボトムハーフ。
マレーは乗ると怖いツォンガが相手。国民の期待(この場合“プレッシャー”と読んで)が一層高まるだけに、ここを勝ち上がれるかどうか。そろそろGSタイトルを何とか手にして欲しいところだし、それが自国開催のウィンブルドンなら最高なんですが。
ナダルは全仏に続きまたもソダーリンと。芝適正ではナダルに分がありそうだけど、膝の具合があまり良くなさげな点が不安要素か。
個人的にはベルディヒとマレーの決勝を期待してますw
【追記】7/1 0:10
この記事は今日レッスンに出かける前に用意していたんですが、帰宅して公式HPを見たらなんとフェデラーが敗れました……好調のベルディヒ、今度はフェデラーを彼の庭で撃破。
Tomas Berdych[12] (CZE) def. Roger Federer[1] (SUI)
6-4 3-6 6-1 6-4
ジョコビッチはルーにストレート勝ち。これはまぁ……順当かと。
さて女子。こちらは何とも意外というか新鮮な顔ぶれ。
- Serena Williams[1] (USA) vs Petra Kvitova (CZE)
- Vera Zvonareva[21] (RUS) vs Tsvetana Pironkova (BUL)
#1シードのセリーナはともかく、#21シードのズヴォナレワは昨年の全豪に続いて2回目、ノーシードの2人は初のGS準決勝進出なんだとか。
チェコのクビトバはRd.3でアザレンカ(#14)、Rd.4では#3シードのウォズニアッキに完勝しての勝ち上がり。一方のピロンコバ(ブルガリア)も、#11シードで'07準優勝のバルトリをRd.4で、QFでは#2シード、過去5回優勝を誇るV・ウィリアムズをそれぞれストレートで葬って、堂々の4強入り。
ズヴォナレワも、ヤンコビッチ(#4)をRd.4、QFでクライシュテルス(#11)を倒しているのだから、こちらもかなり好調の模様。
今年の全仏決勝も意外な顔合わせだったけれど、今大会の4人を見ても、女子テニス界は徐々に新しい選手が頭角を現してきて、次の流れになっているのかなぁ、とも感じる。
それにしても最近はロシア~東欧系出身の「~va」な女子選手が特にたくさんいて、名前と顔が一致しない選手ばっかりなんですが、ピロンコバの顔はちゃんと覚えたw
この通りの美人♪ずばり、好み(おいっ)
……ちなみに(またかよ)、ピロンコバはブルガリア人選手として初のGS4強入りだとあったが、ブルガリアの女子選手として思い出すのがマニュエラ・マレーバ(この人も美人選手だった!)。GSで準決勝まで行ってなかったかな……と調べてみたら、WBはベスト8('84)が最高成績だったけれど、全米では'92-93と2年連続でベスト4入りを果たしている。
ただ、'87年に結婚してスイス国籍となり、'91-92年のフェド杯ではスイス代表として出ているから、全米ベスト4も「スイス人として」な認識なのかしらん……。ふむ。
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