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今さら「風の谷のナウシカ」原作セットを購入した件 [Book - Public]

 先週の金曜(5/11)、日テレ系の「金曜ロードショー」枠で放映された『風の谷のナウシカ』。
 今回がかれこれ14回目のTV放送なんだとか。

 ナウシカなら大概の人は題名くらい耳にしたことはあるかと思うけれど、一応解説を。

 映画の方がずっと有名だとは思うが、映画は単行本で全7巻あるうちの2巻中盤辺りまでのストーリーを扱っただけのようで、内容も若干異なっているとのこと。
 つい先日、『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明が、物語中に登場する巨神兵というキャラクター(というか兵器?)を扱った、短編のスピンオフ映画を作るというニュースも話題になった。

 ま、それはさておき。

 自分もナウシカは何度か見ているが、ちゃんと通して見ていたわけではないので断片的にしか知らなかった(小学生の頃、月刊誌「アニメージュ」に掲載されていたのを読んだ記憶はある)。今回家でのんびりとTVで見ていて、この物語に登場する"腐海"と呼ばれる、巨大な菌類や異形の生物が棲息する生態系の世界について、改めてちょっと関心を覚えた。

 で、そのあたりを検索するうちにひっかかったのが次の言葉。

 詳しい語義は上のリンク先を参照していただきたいが、思い切りざっくりと言うなら、微生物や菌類、植物や酵素を用いて、汚染された自然環境の有害物質を改善し、汚染前の状態に回帰させようとする処理が「バイオ―」で、「ファイト―」はその中でも特に植物を用いた処理/技術をいう……とのこと。最近では福島第一原発で放出した放射性物質で汚染された土壌の除染に、ヒマワリや菜の花を利用する実験が行われたりしたけれども、あれもファイトレメディエーションの事例になる。

「風の谷のナウシカ」に登場する腐海も、実はバイオレメディエーションのために誕生したものという設定なんだそうで、この言葉を説明する際に事例として扱われることもあるんだとか(映画版では触れられていない)。

 現在の仕事にけっこう関連してくる内容ながら、この言葉を寡聞にして知らなかった。
 なんたる不覚。

 ということで、これは勉強のためにも読んでおいた方がいいかも……と、コミックス全巻のセットを楽天ブックスで購入(Amazonにもあったけれど、月末までの楽天ポイントがちょっと貯まっていたので)。これが金曜の夜中。

 ちなみにAmazon.comの説明ではこんな感じ。

 月刊アニメージュに掲載された、映画『風の谷のナウシカ』の原作コミックス全7巻セット。宮崎駿の水彩画「トルメキア戦役」で彩った美麗な特製箱入りでお届けします。
 映像化されたストーリーは、このコミックスのおよそ2巻目まで。映画では語られなかった気になるその後の世界や、ナウシカの活躍を知ることができます。
 宮崎駿が描く独特の世界が広がる、何度読んでも感動する超大作! ぜひ、この機会にご購読ください。

ワイド版(B5大)とけっこう大きめ昨晩遅くに仕事から帰宅すると、早くも届いていた。

ワイド版コミックスの7巻セットで、特装箱に入っているとはいうけれど、要は厚紙1枚の箱。かなりキツめに入っているので、出し入れしているうちにビリッ……といきそう[あせあせ(飛び散る汗)]というか、本棚にもはや入る空きスペースがないというw

さらっと2巻まで読んでみたけれども、映画版よりも物語はややハード。ゆっくり、じっくり読んでみようかと。  

 

 上下2巻の豪華装幀本もあったけれど、2冊で1万2千近くするのはなんでも……とスルー。

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