'12全米は来週から [Tennis - Pro Tour]
気付いたら1週間近く更新を放置してしまった。
で、テニスの話題もロンドン五輪以後取り上げていなかった。MS1000が2大会(トロントとシンシナティ)もあったんだから話題には事欠かなかったハズ……なんだが、今年はオリンピックの余波?で今一つ盛り上がりに欠けた感も(まるで自分のここ数年の夏のようでもある)。
とは言いつつも来週から今年最後のGS、全米オープンが開幕。
現地時間の昨日(8/23)にドロー発表が行われたので、例によって#1~#16のシード勢他を見ながら、益体もない展望じみたことをやってみようかと。
- Topハーフ
Roger Federer[1] (SUI)
Gilles Simon[13] (FRA)
Nicolas Almagro[11] (ESP)
Tomas Berdych[6] (CZE)
MSトロントはスキップしたものの、シンシナティでは順当に優勝、No.1在位記録も更新中のフェデラーがトップシード。この山にはフェデラーの脅威になりそうな選手は見当たらなそうな。
フェデラーとシモンの間には添田豪選手が入った。しかし初戦がの相手がM・フィッシュとは……。ややランクを落としてはいるものの、相手は地元で得意なハード。相当厳しいドローを引き当ててしまった。
アルマグロには曲者のベテラン、R・ステパネク。WBに五輪と早期敗退が目立つベルディヒは、全仏で一気に注目を集めたベルギーの若手D・ゴファンがそれぞれ初戦の相手。大会序盤でアップセットが続くのはこのブロックかも?
Andy Murray[3] (GBR)
Milos Raonic[15] (CAN)
Marin Cilic[12] (CRO)
Jo-Wilfried Tsonga[5] (FRA)
R・ナダルが膝の故障により欠場したことで、五輪金メダリストwのマレーは#3シード。順当に行けばSFでWB、五輪に続きまたもやフェデラーと顔を合わせることになる。オリンピックは金メダルを獲ったものの、マレー本人は何が何でもGSのタイトルが欲しいはずだし、全米でもそのチャンスは大いにあるはず。……とはいえツォンガにチリッチ、ラオニックと、決して楽じゃない相手が揃ったこのブロック。さてどうなる?
チリッチとツォンガのブロックに、錦織圭選手(今回は#17シード)と伊藤竜馬選手が入った。錦織は初戦、2回戦と予選突破の選手に当たると、Rd.3で#12シードのチリッチと。錦織vsチリッチといえば2年前('10年)の全米2回戦、猛暑の中の死闘が記憶に新しい。当時よりも両者の力関係は接近していると思うけれど、チリッチも一時の不振から脱出して上り調子。当たればまたも激戦は必至か。
伊藤は初戦がオーストラリアのエブデン。ノーシード同士だけにチャンスはある、必ず。
- Bottomハーフ
Janko Tipsarevic[8] (SRB)
John Isner[9] (USA)
Richard Gasquet[13] (FRA)
David Ferrer[4] (ESP)
ナダル欠場で#4シードにはフェレールが入った。クレー巧者のようで実はハードも相当に強い('07全米でベスト4)、このブロックだったらすんなりベスト4まで行くかも?フェレールを止めるとしたら今やアメリカのNo.1、地元である全米で気合が入るイズナー辺りか。
Juan Martin Del Potro[7] (ARG)
Juan Monaco[10] (ARG)
Alexandr Dolgopolov[14] (UKR)
Novak Djokovic[2] (SRB)
2位に陥落したジョコビッチ。WBではベスト4、五輪でもSFでマレーに負け、3位決定戦でもデルポトロに敗れてメダルを逃した。オリンピック直後で上位陣が例年に比べ手薄だったMSトロントはしっかり勝ったものの、MSシンシナティではフェデラーにいいところなく完敗……昨年前半の無双状態が遠い昔のような。ウェアがユ●●ロになってダメになったなんて言われないためにも、強さを見せて欲しいところではあって。
で、五輪でそのジョコビッチに勝って銅メダルを獲得したデルポトロが#7シード。3年前の王者は、どこまで戻ってきているのか―この選手も優勝候補の一角であることは間違いないと思う。
今年最後のGS、楽しみに追っかけていきたいなと。
……お盆が過ぎ、夏の甲子園大会も終わって、全米が始まると聞くと、夏もそろそろ終わるんだなァ……という気がします。
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