「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどく展)」@池袋 [Art & Movie]
前々回の記事で雑誌「ナイトランド」の無期休刊のことを書いたら、このブログまで無期休刊になりそうになっていた。
丸々1カ月もサボって本当にすみません。
多忙を極めていた?ということで、一つご寛恕の程を。
3日前に出先でスマホからちょろりと投稿したように、この19日、池袋のサンシャイン水族館で開催されている特別展「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどく展)」を観に行ってきた。
一昨年の「特撮博物館」、昨年の「深海展」に引き続き、親戚の兄弟を連れて行く、という名目で……というより、自分が見たいから、小学生を連れて行くのを口実にしたとも言えるんだが。ま、本人たちも「行きたい!」と二つ返事だったのでOKですよね
11時過ぎに現地に到着。
サンシャイン水族館に来るのは、サンシャイン60が完成して間もない頃に家族で来て以来だから、約35年ぶりということになる……うはぁ。
特別展は水族館とは別開催になるが、「水族館も見たい」というリクエストでセット券を購入。もうどく展単独でも入ることができるが、その際は¥600。水族館とのセットだと¥300割引の¥2,300になる(高校生以上の場合)。
「もうどく展はこれからもーっと混むから、水族館より先に見てってね~」(意訳)
と叫ぶスタッフさんの声に従い、先にもうどく展の方へ。
入口脇に展示された、オニダルマオコゼの骨格標本(左)。
チケット売り場で覚悟はしてたけど、やっぱり混んでるのね……(中)。
展示動物/植物の横に、持っている毒の強さが表示されている(右)。
左から順に、ハナミノカサゴ(毒レベル2)、アカクラゲ(レベル3)、オニダルマオコゼ(レベル4)。
入口で骨格が晒されていたオニダルマオコゼ。背びれの棘に持つ毒はかなり強力だそうで、岩と間違えて触れたり踏んでしまったダイバーが落命するケースもしばしばあるとか。海の中じゃ見分けつかんわなぁ……。
左からオニヒトデ(レベル4)、アデヤカキンコ(レベル3)、マアナゴ(レベル4)。
枯れたスギの葉の束みたいなオニヒトデ。サンゴ礁の大敵ってことで有名だけれど、持っている毒もかなり強い。毒々しいアデヤカキンコはナマコの仲間らしいが、ふとホヤ(←最もニガテな食べ物)を思い出したのは自分だけでいいw。
アナゴが有毒で、しかもレベル4?と思う人もいるかもしれないが、血液中に毒成分があるのでアナゴやウナギは生食不可なのだとか。この毒成分は熱に弱いため、加熱すれば無毒化できるとのこと。
実物展示はないものの、動物界の毒の強さベスト5が表示されていた。
1位のマウイイワスナギンチャクは、毒(パリトキシン)1gで体重50Kgの人が100~200人死亡、2位のキロネックス(オーストラリアウンバチクラゲ)は毒1gで約10人の人が死亡……なんというオーバーキルな奴らか!
水族館の特別展ながら、毒を持つ陸上生物や植物も展示。
ベトナムオオムカデ(左)は毒レベル2だけれど、触ったら絶対いかんという、全身これ危険表示なルックス。日本発の有毒植物の雄(?)トリカブトと並ぶのはマンドラゴラ(マンドレイク)。根っこも展示してあったけれど、人の形はしていませんでした(当たり前だ)。
本展のポスターにも登場するスローロリスは、夜行性のためかオヤスミ中……。
特別展自体はそれほど大きなスペースではないのだが、通路も狭めで、とにかく混雑していたのでなかなか進まない。じっくり見たいならば朝イチ(10:00~)か、もしくは9月に入ってからの方がいいかも?(9/28まで)。
この後、やはり混雑していた水族館をゆっくりと見て回った。
水族館でも写真を撮りまくったけれど、特に印象に残っているのを3つほど。
カクレクマノミを見ると「ニモだー」と口走ってしまう40オトコ←精神年齢が幼い。
サビトマトガエルのにらめっこ。ずーーっと互いにメンチ切ってました(違う?)
出口近くにいたペリカン。暑さに耐えかねてかミストの吹き出し口で口をパカッ。
水族館を出てきたのが15時少し前。
この時、もうどく展は45分の入場待ち。スタッフさんの言うとおりだった……。
以上。
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もうどく展、面白そうですね。
出来れば、日本の海岸に生息している毒のある魚を覚えておいた方がいいですね。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2014-08-23 06:30)