【2014全米】男子単決勝まであと5時間/ブライアン兄弟100勝達成 [Tennis - Pro Tour]
いやはや―もう既に何度も使ってるフレーズだけれど―とにかく、錦織は凄過ぎる。
錦織選手が既にTop10の実力を持つことは論を待たないところなのだから、6位のラオニッチ、それに4位で全豪王者のバブリンカを激戦の末に下したとしても、十分にあり得ることだとも考えられる(身体が持つかという不安はあったものの)。
しかし、まさか今年のWBで2度目の優勝を飾った現No.1、ジョコビッチ相手に4セットで快勝して、決勝進出するとは。正直、さすがにジョコビッチ相手では厳しいか、せめて故障で実力が出せなかったとか、途中棄権なんてことにはならないように……なんて、あまりに消極的な見方をしていたんだけれども。
- Kei Nishikori[10] (JPN)
6-4 1-6 7-6(4) 6-3 Novak Djokovic[1] (SRB)
錦織選手、ホントにすみませんでした。
貴方の実力、嘗めてました。
決勝の相手は、こちらも意外や意外?全米で5連覇の記録を持つR・フェデラーをストレートで破った、マリン・チリッチになった。
どちらも無論、GS決勝の舞台は初となる。
今回の決勝の組み合わせに関して、それにまつわる記録は上記のリンク先記事を参照していただきたいが、ここ10年近くテニス界に君臨してきたBIG4のうち、フェデラー、ナダル、ジョコビッチの3人の誰もいないGS決勝(A・マレーは7度決勝に出ているが、相手は何れもフェデラーもしくはジョコビッチ)は、'05全豪のM・サフィン vs R・ヒューイット戦以来とのこと。
さすがにこの快挙で、NHKも今日(9/9)の13:05から、総合で録画放送することが決まったのだとか。 できたらディレイでいいから朝放送して欲しかったけれど、深夜枠と違って変更するのは難しいだろうしなぁ。
とにかく。
錦織選手が実力を出し切った試合になって欲しい。それだけです。
予想だにしなかった決勝の組み合わせで、いつも以上に話題にならないダブルスだけれども(クルム伊達も女子ダブルスでベスト4に進出していたのに、錦織の快進撃でほとんどかき消されてたし) ……。
男子ダブルスでは史上最強ツインズ、アメリカのブライアン兄弟が5回目の全米タイトルを獲得、前人未到の「同一ペアによるツアー100勝」を、地元開催でのグランドスラム大会で達成した。グランドスラムの優勝は16回目で、これも史上最多。
昨年は全豪、全仏、ウィンブルドンに優勝、全米も獲れば初の年間グランドスラム達成になったのだが、SFでL・パエス/R・ステパネク組にまさかの敗退。今年も年頭の全豪ではRd.3で敗れ、その後ランキング1位はキープするものの、全仏では今回の相手であるM・グラノイェルス/M・ロペス組に敗れ8強止まり、ウィンブルドンは決勝に進出したが若手のJ・ソック/V・ポスピシル組という即席ペアに2連覇を阻まれるという展開。
2000年代初頭からダブルス界のトップであり続けてきたこの史上最強ツインズも36歳、さすがに年齢には勝てないのか、あるいは昨年、年間GS達成をあともう少しで逃したことがモチベーションに響いたのか……なんて考えたりもしたけれど、やっぱり強かったこの2人。
上記の記事によれば、まだまだ引退は先のようで一安心。
GAORAもダブルスを放映してくれたらいいのになぁ。
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決勝、押されていますね。。。
頑張って欲しい物です。。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2014-09-09 07:03)
>横 濱男さん
錦織、残念な結果に終わってしまいました……でも、これまでの日本のテニスを考えれば、十分すぎる快挙なのですけれども。
今回は悔いの残る結末でしたが、いつかきっとやってくれると確信できる、今回の全米だったと思います。
by るね (2014-09-10 00:49)