冬、だからレンコン(TOA製) [Tennis - Gear&Book]
気付いてみると手持ちのラケット、2本とも3ヶ月以上張替えをしていなかった。
双方ともポリだから、オイシイ時期はとうに終わって出涸らしもいいところなんだが、それなりに使えてしまっているという状況は、むしろ自分の感覚がダメになってるってことなのか
ま、ここ2、3週で急に真冬並みの気温になったので、残暑仕様で硬めに張っていたのがユルくなってきて、かえってラクってこともあるんだろうが。
とはいえ、さすがに張りっ放しもよろしくなかろうということで、久々に張替え。
自分にとっての標準仕様?SOLINCOのTour Bite 1.20をテンションを落として張って問題はないのだろうが、気分転換もかねてまたお試しモードに。
寒さ対策で腕に優しめ―でも従来とさほど差が出ないように―ということで、TOALSONのRENCON 1.20をチョイス。
TOAの冬仕様ストリングといえば「冬アスタリスク」に「冬デビルスピン」。これに行っておくべきなのかもしれないが……
るね 「冬デビルスピンって僕にはオススメできませんか、やはり」
澁谷さん「オススメしませんね(笑)」
ホントはもう少し長いやりとりがあったけどw そんなこんなでRENCONへ。ちなみにアスタリスクは標準タイプを以前張ってみたけれど、どうも気に入らなかったので冬モデルも選外に。
先週土曜に張替えに持ち込み、今日の夕方に受け取り。
早速レギュラーのレッスン(3週間ぶり)で打ってみる。
澁谷さんから説明を受けていた通り、確かにクセがない。
どこがどうということがなく、よく言えば全体的にムラがないし、飛びもそれなり、打感も悪くはないけど振動や衝撃は低め。逆に悪く言えばコレ!という特徴に乏しいというか。
RENCON(レンコン)のネーミングの通り、モノフィラメントのポリエステルのベースの中に、弾性体を注入した構造。
カテゴリー的にはポリストリングなのだろうけど、感触としてはポリとナイロンモノの中間といったところじゃなかろかと。
極細ゲージのためかボールはそれなりに引っかかるし、ボレーなどでパンっ!と当てた時の弾き感も悪くはない(が、シャープさ、鋭さには若干……)。飛びの良さが影響してか、ストロークで厚く叩いた際にはいつもより一伸びしてしまう感じもあったけれど。
一言でいうなら「全方位にマイルド」というか。
ちょっとガンガン行く元気にも気力にも欠け気味な今の自分には、このくらいがいいのかも?
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2013年型BLADEは黒×銀 [Tennis - Gear&Book]
G・モンフィスがPrinceからスィッチし、テストしている際の画像が出回ったことで、早いうちからそのデザインが明らかになっていたWilsonのBLADEシリーズの新モデル。
国内での発表は少し先のようだけれど、Tennis Warehouse EUでは早くも予約が開始されていたとのこと(本家であるUSAのTWでも開始)。
遅ればせながらそれを知ったのは、ふぇでらさんのブログの11/15付のエントリーを読んでのこと。TWのサイトは普段ウェアのとこしか覗かないもので……
現行のBLADE 98 BLXを使っている身としては、特に不満もなくヘタリもさほどないので当面買い換える気はないにせよ、後継機種が出るとなれば気になるのが正直なところ。
左が新BLADE98、右は比較のため現行のBLADE98 BLX(写真はTW)。
写真の縮尺のせいだろうが、新型の方が縦長からやや真円に近いフェースの形状になった?
やはり目につくのがブラックのベースにシルバーの細いラインが入った硬質なデザイン。
ここまで黒基調のデザインというと、最近ではYONEXのEZONEの初期モデルもこんな感じだったかな。日本未発売だけれど、DonnayのPro One 97もこの路線。
しかし、モンフィスが持っていた写真のカラーほぼそのままで出してくるとは……10年位前、G・コリアやフェレーロが使用していたExperimentalみたいに試作段階で、発売時にはゴテゴテしちゃうのかなと思っていたけれど、潔いというかなんというか。
次期BLADEは現行モデルのTourにあたるBLADE93、ウィリアムズ姉妹使用のTeamにあたる104、そして98には現行と同じ18*20のストリングパターンのモデルに、新たに16*19のモデルが追加されるとのこと、らしい。98や104はツヤ有のコスメに対し、93のみツヤ消しのマットな感じで、ソリッド感がさらに増しているような。
スペックの数値を見るとフレーム厚が0.5mm+-していたりするが、形状自体はほとんど変わらないようで……Amplifeel Technologyとやらの効果(影響?)がどの程度出ているのやら。
デザインだけでいえばどストライクなんだが、BLADEじゃそろそろフィジカル的にキツいかなぁと思うこともなきにしもあらずで、次はもう少しラクを出来るラケットにしちゃおうかなと考えないこともない。
同じBLADEでも104に替えてみるのも1つの手なんだが、JPモデルは290gを切るくらいと軽いからなぁ……USモデル(300gちょい)だとちょうどいいんだけれど―なーんて。
ま、買い替えることはしばらくないので、あーだこーだ口で言ってるだけなんですが
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A・マレーのウェア(最終戦モデル) [Tennis - Gear&Book]
ジョコビッチ2度目の優勝で幕を閉じた今年のATP World Tour Finals。
毎年これを楽しみにしていたのはもちろんで、さらに言うなら、五輪金メダルと初のGS優勝を飾った今年こそ、A・マレーの優勝を期待していたんだが……今年も決勝進出の壁は高く。
気が早いけれど、来年に期待ということで。
Finalsで個人的に楽しみにしていたことには他にもあって、
「A・マレーがFinalsで着用するAdidasのウェア、今年はどんなデザインか?」
というもの。
一昨年の中継を見ていて、おぉっ!?と思ったのがマレーのウェア。胸の部分をぐるりと囲むようにアーガイルパターンが入るもの。これって……昔の自社製品のデザインやイメージをアップデートしてきたものじゃないか、と。しかも胸部のアーガイルって、I・レンドルが80年代に着用していたデザイン。
年が明けて春頃、TWでこのウェアを購入したことは以前ブログに書いた通り。
比較として写真を並べてみると、この通り。
右がI・レンドル。1984全仏で、悲願のGS初優勝を成し遂げた際のもの。そして左が2010最終戦でのマレー。こちらは黒地だが、白地のウェアも着用しており、全米のようにデイ/ナイトセッションで分けたのかも。
そして翌年の最終戦。この年のマレーのウェア(ツォンガも色違いの同デザイン、但しクルーネック)も、かつてのadidasのウェアをイメージしたようなデザインだった。
2011年最終戦でのマレー。ケガにより途中欠場という結果に。
……が、元のデザインに比べ、地の色が濃かったり、胸部のデザインも個人的にはなぜか今一つ、どうもぱっとしない―という感じがして、食指が動かず。マレーも活躍できなかったし。
では、この元デザインになったウェアが、下の写真。
レンドルといえばこのウェア、というくらい印象深いモデル。1984年末~86年の全米前あたりまでこのデザインのウェアでした。主に左が前半期、色違いの右は全米初優勝や、'86年WB決勝でB・ベッカーになす術なく敗れた時などに着ていたのを記憶している。もちろん、レンドル専用モデルというわけじゃなく、他のadidas契約プロも着用していたが、やっぱりこのウェアといえばレンドル。海外のトップ選手のような体格と確かなテニスの腕がないと絶対に似合わないというか、着てはいけないウェアだったw
当時は現在のようにウェアやシューズのデザイン、カラーがすぐに切り替わるということがなく、adidasの場合だと大体1年半くらいは同じデザインで配色のみ切り替わるという感じだった。
そして、1986年全米頃から2年ほどレンドルが着用していたのがこのデザイン。
1987全仏で3度目の優勝を飾った時もこれ。この年の全米から、前モデル同様ブルーの1トーンに切り替わっている。
88年には、長期政権を誇ったNo.1の座をM・ヴィランデルに譲るなど、王者レンドルの時代に翳りが見えてきた年であるけれど、上の写真の頃が最も強かったような印象がある。
他ならぬそのレンドルが、今年からマレーのコーチに就任して大きな成果を挙げたわけだし、最終戦でのマレーのウェアもこの(↑↑↑)デザインを踏襲したものだろうと期待していたら……
……あれっ? 全然違うw
肩部のカットや切り返しなどを見ると、秋モデルまでのBarricadeラインとは違うようだし、これが来シーズンのデザインなんだろうけど……こういうのは予想も期待もしてなかったんだけどなぁ
去年のFinals限定モデルの売れ行きが芳しくなくて、今年はやめちゃったんだろうか。
「いろんな意味でイマイチだったのさ」 byアンディ(嘘)
今シーズンのBarricadeラインのウェアのように機能性に基づくシンプルなデザインもいいけれど、1大会限定で昔のウェアのリバイバル的デザインを出すというのも、イベント的要素もあるし、何よりOldファンの心をくすぐられるものがあるのだが。
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インソールを替えてみた [Tennis - Gear&Book]
テニスを始めてからのべ20年余り、シューズ選びにはある程度こだわりはあったものの、インソールに関しては気にしたことがなく、シューズに付属したものをそのまま履いていた。
だが最近、加齢で筋力も落ちているためか足が疲れやすい。先日のレッスンで足首をひねったように、ケガが心配なこともある。この辺りでシューズ自体だけでなく、足の裏が直接触れるインソールにも気をつけてみようか―
ということで。
火曜日にgo for it!さんに張替えに出しに行った際、以前に説明だけ聞いていたSOFSOLEのインソールを購入してみた。
足の形を見るボードに立ってアーチのタイプを判断。自分は青(アーチ低。つまり偏平足)~緑(平均的)の中間辺りだったので、緑をチョイス。Mサイズで26cmまで対応とあったが、その時履いていたNBのMR993(25.5)のインソールとほとんど同じ大きさだった。
翌日、夜のレギュラーレッスンでこれを試してみる。
シューズ付属の中敷よりも厚みがあり、ヒール部もやや高いので最初は何か腰高になったような気分。またヒール部がカップ状になっているものの狭めなので、履いた直後はかかとの収まりが今一つのような。右足に関してはアーチ部が自分の土踏まずよりもやや前にあるようにも思え、ソールが足の形に馴染むまで待つしかないか……という感じ。
が、左足については文字通りジャストフィット。何かもうオーダーメイドで誂えたかのようにぴったりと収まる。
以前、シューズ購入の際に足の形状を計測してもらったことがあったが、自分は左足の方が4.5mmほど小さい。そのためか右足でジャストサイズだと左にとってはやや大きいのか、急に止まった際などに足がシューズの中でズレる感覚が時折ある。
インソールを替えたことで、その辺りも改善されるかな?
90分のレッスンでは効果の程はイマイチ実感しなかったが、足の疲れが少なかったのは涼しかっただけではない気がする。
これで2,200円なら十分元は取れている……かどうかは、もう少し使ってみてから、か
私事。
人生で最も長い状態にあった髪を、久しぶりにばっさり。ここまで短くしたのは昨年の夏前以来。
ロン毛+パーマがだいぶ取れていた状態からソフモヒのツンツン頭になったので、言うなればモップが歯ブラシになったといったところw
秋ですからねぇ(ってそれが何?
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Reebokのウェア(ロディックモデル'04) [Tennis - Gear&Book]
もうちょっとだけ、A.ロディックの話題を引っ張ります。
前回の投稿で書いたように、ロディックが全米オープンを制したのが2003年。当時彼が着用していたのはウェア、シューズ共にReebok。LACOSTEのウェア(それも襟付きポロ)のイメージが強いロディックだけれど、Reebokの頃は常にクルーネックのシャツだった。
最近はテニス関連の商品がめっきり減ったReebokで(現在契約のトッププロはN.アルマグロくらい?)、日本にも殆ど商品がない状況だけれど、当時はまだ多少は入ってきていた。で、ロディックモデルのウェアが欲しくなったんだが……これがなかなか見つからない。現在ほど個人輸入がお手軽ではなかったので、TWから海外通販をするなんてことは思いもよらず。
そんな時、身内の知人にReebokの代理店関連に勤めている人がいると聞いて、身内経由でお願いしてもらい、購入したのがコレ。
2004年全米での着用シャツとカーゴパンツ、それに同柄のキャップ。
シャツは黒ベースなのでナイトセッション用だったかと。
ちなみに、'04全米でのロディックはQFでJ.ヨハンソン(スウェーデン)に敗れ、ベスト8に終わっている。そして翌年の全仏前にReebokとの契約が終了し、その後LACOSTEと契約する。
従来、フランス人選手を主にヨーロッパの選手が着用するというイメージだったLACOSTEが、アメリカを代表する選手であるロディックと契約したことには、少なからず驚いた記憶が。
モノトーン迷彩みたいなデザインは、NYのメトロ路線図をモチーフにしたものだとか。目立つデザインで気に入ってはいたけれど、ロディックとは比較にならない貧弱な体格で着こなすのはやや気恥ずかしかったりw
そんなこんなでカーゴパンツ以外はあまり着けなくなり、クローゼットの中にしばらくしまい込んでいた。で、ある日思い出したように引っ張り出してみると……
シャツの胸と袖のゴム製のロゴが変質してベタベタになってしまい、他の部分に引っ付いて着られなくなってしまっていた あぁぁ、なんという……。
ロディックの引退記念に写真に収め、シャツは残念ながら処分することに。
その他は傷みがないので、十分着られるんだけれども。勿体ない
ちなみにこの前年までロディックが履いていた同社のシューズ"Figjam DMX"も持っていたけれど、アディバリ以上に頑丈な造りで重く、脚力が落ち気味な自分にはテニス時に履くのが段々ツラくなり、普段履きになってしまった。
キャップは最近髪が長いためテニス時に重宝しており、以前より出番が大幅に増えている。
全米の男子準決勝は明晩~明後日未明ですか。
その辺の話題についてはまた明日にでも。
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