SSブログ

病気二題 [To Return to The Subject]

 もう一昨日のことになるが、巨人の木村拓也コーチが亡くなった。
 先週金曜日の試合前にくも膜下出血で倒れ、意識が戻らぬまま不帰の人となった。
 享年37歳。早過ぎる……。

 この人といえば去年9/4のヤクルト戦、捕手登録の選手がいなくなった際に10年ぶりに捕手として出場、無失点で切り抜けてチームの危機を救ったことが記憶に新しい。ユーティリティプレイヤーの真骨頂を見せつけた印象的なシーンだった。
 ピッチャー以外の全ポジションをこなし、4番以外の全打順を打ち、しかもスイッチヒッター……本人が語ったところでは「生き残るため、チーム内で空いているポジションを探してそこに入ろうとした」ということだが、投手と4番を経験していないところが、縁の下の力持ち、バイプレイヤーとしての輝きを放っていたこの選手らしさ、なんだろう。

 多くの人がコメントしているが、この人ならばきっと優れた指導者になっただろう。
 野球界にとって本当に悲しいニュースであり、大きな損失だと思う。
 心からご冥福をお祈りします。

 と同時に、自分と同世代の働き盛りの人間が突然倒れて亡くなったということは、やはり深刻に考えさせられる。
 実は自分の身内でも、くも膜下出血で身罷った人間が複数いる(年齢はずっと上ではあったが、やはり急だった)。ので、なおさら他人事とは思えないのです……。 


 こちらも記事を読んで驚くと共に、考えさせられたニュース。

 昨年亡くなった忌野清志郎、最近では末期の前立腺がんで闘病中のデニス・ホッパーなど、昔からスターとして知っていた人々が「がん」を告白することを聞く機会も多くなった。
 自分は無論男性だけれど、乳がんも他人事と片付けられないとある事情があって、これも複雑なところ。

 ナブラチロワ女史の場合、既に腫瘍は摘出、転移も見られず、医師の話では再発の可能性は「非常に低い」。さらに来月からは放射線治療を行うとのことで、さほど深刻な状況ではなさそう。
 何がともあれ大事に至らず、完治して欲しいと切に願うところです。

 病気の話に身につまされることが多くなったのは、それだけ自分も年をとったということなんでしょうか。

 banner_03.gifにほんブログ村 テニスブログへ ブログランキングに参加しています。
   ↑よろしければ ↑1クリック お願いいたします。


nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 2

みき

木村拓也コーチ本当に若いのに残念でしたね。
スマップの木村拓也と同じ名前で印象が強いですが、
マルチプレーヤーだったのですね。
ご冥福をお祈りします。
私はホークスファンで詳しくは知らないのですが、
健康に充分注意してテニス楽しみたいですね( ^-^)
by みき (2010-04-09 15:13) 

るね

木村コーチとSMAPのキムタク(こちらは拓哉ですね)とは名前(発音)も同じ上、年齢も同学年だったそうで。そう考えるとホント、若すぎますよね。

お互い健康にも気をつけたいですね、病気も怪我も。
by るね (2010-04-11 01:15) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。