【2016全豪】閉幕してました [Tennis - Pro Tour]
今日から2月。
ついこの間、年が明けたような気がしていたが、早くも1か月が終わってしまった。
このブログ、一応テニスネタが中心のはずなのだけれど、 昨年のウィンブルドン以降、その手のネタを全く扱っていないことに改めて気付いた。更新が月イチ~2回ペースになっていたとはいえ、これは看板をかえなきゃいかんか。 ま、テニス関連の記事を読みに、わざわざこの場末のブログを読みに来る、物好きな方もほとんどいらっしゃらないだろう―とも思うのだけれどもw
てことで。
今年最初のグランドスラム大会、全豪オープンも昨日閉幕。
個人的に注目していた男子ダブルスは、新たなコンビが初優勝を飾った。
- J.Murray(GBR)/B.Soares(BRA) [7]
2-6 6-4 7-5 D.Nestor(CAN) /R.Stepanek(CZE)
優勝したのはジェイミー・マレー(イギリス)と、ブルーノ・ソアレス(ブラジル)。ジェイミーは世界No.2のアンディ・マレーの実兄でダブルス専門で活躍しており、昨年はエースである弟と共に、英国79年ぶりのデ杯優勝の原動力ともなっていた。
さらに昨年はウィンブルドン、全米で続けて決勝に進んだものの(パートナーはオーストラリアのJ・ピアース)残念ながら共に準優勝に終わっていた。
一方のソアレス。昨年まではA・ペヤ(オーストリア)と長年組んでランク上位に位置していたものの、昨年はやや低調で最終戦出場も逃した。昨年いっぱいでコンビを解消し、同様にパートナーと別れたマレーと、今年から新たに組み始めた
……一部の話では、ソアレスは同郷の名手、M・メロと組むことを希望した(リオ五輪に向けてということもあったんだろう)ものの、メロはやはり長年組んでいたI・ドディグ(クロアチア)とのチーム継続を選んだため、ソアレスが浮いてしまい、そこへマレーが声をかけた、なんて話も。
マレー/ソアレス組は今年からの新チームながら、全豪前哨戦のシドニーでいきなり優勝し、息の合ったところを見せていたが、そのままの勢いで全豪のタイトルも獲ったということに。
マレーもソアレスも、Mixダブルスではグランドスラムのタイトルはあるものの、男子ダブルスでこれまで準優勝がベストリザルトだった。さらにソアレスは同じ日にMixダブルスでも優勝を飾り、2冠を達成している。
決勝の相手は、前哨戦のシドニーで史上初のダブルス通算1,000勝を飾った現役にしてレジェンド、D・ネスター(カナダ)と、ベテランながら今なお単複で活躍する曲者w、R・ステパネク(チェコ)。経験値では、2人合わせて10個のGSタイトルを持つネスター/ステパネク組が上回るかと思ったが、深夜に及ぶ熱戦の末、マレー/ソアレス組が勝利を収めた。
翌日に男子シングルス決勝を控えた弟のアンディも観戦していたので、表彰式のスピーチでジェイミーが「アンディ、もう寝てなきゃダメだろ、なんでそんなとこで写真なんて撮ってるんだ?」とツッコむ一幕も。
【Isn't it past your bedtime, Andy? | Australian Open 2016】
今年の全豪男子ダブルスは波乱続きだった。
昨年優勝の#5シード、ボレリ/フォニーニのイタリアペア、#7シードで昨年の全米王者、エルベール/マウーのフランスペアは共にRd.2で、全仏優勝のI.ドディグ/M.メロ組(#2)、ブライアン兄弟(#3)、R.ボパンナ(インド)/F.メルジャ(ルーマニア)(#4)はRd.3で一挙に、さらには昨年、初の年間No.1チームとなったTopシードのJ.ロジェ(オランダ)/H.テカウ(ルーマニア)もQFで姿を消すという、強豪ペアが前半で次々に敗退するという展開に。奇しくも#1~#6シードまでは昨年と同じコンビだった。確認してみると、2013年の全米以降9大会続けて異なるペアが優勝している。9組の内、複数GSタイトルを持っているのはブライアン兄弟と、R.パエス(インド)/R.ステパネク組(’12全豪、’13全米)のみで、その他は皆初優勝だった。
これでまた男子ダブルスの勢力図は一段と混沌としてくるんだろうか。
ダブルス好きとしては色々愉しみではあるんだが、一昨年の全米以降、GSで優勝できていない史上最強ペア、ブライアン兄弟の調子も気にはなるところ。今年の4月で二人とも38歳だものなぁ……。まだまだあの鉄壁の強さを大舞台で魅せて欲しいものだけれども。
え?男子シングルスの結果はどうなんだ、って?
どうでもいいんですよ、そんなの。
ここで採り上げなくともたくさんの人が話題にしてるでしょ。
涙……。
じゃ最後に一言。
アンディよ、こうなったらジョコより先に全仏優勝したれ! !
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