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【2014全米】錦織SFへ! そして男子4強 [Tennis - Pro Tour]

 錦織の快進撃、いやはや、とにかく凄いの一言。
 Rd.4であれだけの激戦を戦っただけに、体力……というより身体がもってくれるかだけが不安だったわけですが(今年のMS1000、マイアミ大会やマドリード大会などの悪夢が……)、ツアー屈指の強打とタフさを誇るバブリンカ相手に、フルセットで勝つとは!!

  • Kei Nishikori[10] (JPN)
     3-6 7-5 7-6(7) 6-7(5) 6-4 Stan Wawrinka[3] (SUI) 

  コーチを務める元世界No.2、M・チャンが与えたメンタル面、戦術面、何よりフィジカル面の影響は相当大きかったようで。
 準決勝の相手は現在のNo.1であるジョコビッチ。QFでは手術からの復帰後、今一つかつてのプレーを取り戻せていないマレーを4セットで下してきた。

  • Novak Djokovic[1]
     (SRB) 7-6(1)
    6-7(1) 6-2 6-4 Andy Murray[8] (GBR) 

  錦織とジョコビッチ。対戦成績は1勝1敗であるものの、錦織の1勝('11バーゼル)では、肩の負傷で本来のプレーには程遠かった時のジョコビッチ相手だけに、参考にはならないだろう。とはいえ、その時と現在とでは錦織自身も全く違うということを、ジョコビッチも認めているようで。 

 SFは明日深夜~日曜早朝(日本時間)とほぼ2日間の休養があるだけに、両者とも良いコンディションでの準決勝となって欲しいと思う。

 さてボトムハーフ。予想とはやや違う?結果となったようで。 

  • Marin Cilic[14] (CRO)
     6-2 6-4 7-6(4)
    Tomas Berdych[6] (CZE)

 #14シードのチリッチが、#6シードで世界ランク7位のベルディヒをストレートで下して、'10全豪以来のGS4強入り。チリッチのプレーが相当良かったようだけど、こーいうところであっさり負けるのはベルディヒらしいというか何というか……。
 チリッチのコーチは、'01年のWB王者で同国の大先輩G・イバニセビッチ。錦織―チャンといい、チリッチ―イバニセビッチといい、かつての名選手がコーチ役として大きな役割を果たしているんだなぁ、と。 

  • Roger Federer[2] (SUI)
     4-6 3-6 6-4 7-5 6-2 Gael Monfils[20] (FRA)

 ここ全米で5連覇('04'~08)を果たしているフェデラーは、モンフィスに崖っぷちまで追い込まれながら、逆転で辛勝しての勝ち上がり。#4セットではモンフィスに2本のMPがありながら、そこを凌いだのが大きかった模様。そこを獲れず、最終セットでは息切れしてしまったモンフィスと、それを獲らせずに逆転につなげたフェデラー。このあたりは悲しいかな、GSで最高がベスト4の選手と史上最多17回優勝の選手の「差」なんだろう。

 準決勝の組み合わせは以下の通り。

  • Novak Djokovic[1] vs Kei Nishikori[10] 
  • Roger Federer[2] (SUI) vs Marin Cilic[14] (CRO)

 試合は日本時間で明日(土曜)深夜~日曜朝にかけて。
 錦織の相手は現在の最強選手。とにかく良好なコンディションで、本来のテニスを魅せてくれることだけを願うのみ。

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【2014全米】錦織の快挙と男子QF [Tennis - Pro Tour]

 今年最後のグランドスラム大会、U.S.オープンも佳境。
 男子は8強が出揃って、今夜は準々決勝(QF)のトップハーフ2試合が行われる予定。

 ……の前に、先ずはこれに触れておかなくては。
 錦織圭選手、やってくれました。 

 4回戦では前哨戦で好調だった、#5シードのラオニッチをフルセット、4時間以上の激闘の末に下し、全米では初のベスト8入り(GS大会では一昨年の全豪以来、2度目)。
 ラオニッチには今年のウィンブルドンで逆転負けを喫していた上、錦織は足の手術後の影響で前哨戦のMSトロント、シンシナティ共に欠場。旗色は悪いかなと思いきや……セットカウント1-2から第4、5セットを連取しての勝利。
 アメリカは拠点にしている第2の地元ともいえる国。加えて全米は初出場の'08年に16強に入り、その名を一躍轟かせた大会だけに、期待大。 

 錦織の次戦のことも含め、8強に残った顔ぶれと組み合わせは以下の通り。

  • Novak Djokovic[1] (SRB) vs Andy Murray[8] (GBR)
    現在No.1のジョコビッチはもちろん、一昨年の覇者マレーも優勝候補の1人であるだけに、準々決勝で当たるのが何とも勿体無いこの対戦。H2Hはジョコビッチの12勝8敗。GSではジョコビッチの3勝2敗(ジョコビッチは全て全豪での勝利)、全米ではマレーがGS初制覇を遂げた'12決勝以来2度目。
    今年のウィンブルドンで2度目の優勝を飾りNo.1に返り咲いたジョコビッチ。2位のナダルが今回欠場しただけに、ここで優勝すれば年間No.1もかなり確実になってくるが、前哨戦のMS1000の2大会では両方とも2戦目で敗退している。一方のマレーは昨年のMS上海決勝でジョコビッチに敗れて以後、腰の手術による欠場もあってか、年頭にツアー復帰した後も決勝進出がない。
    今大会の勝ち上がりを見ると、盤石のジョコビッチに比べ、途中中だるみしつつも?要所を締めて勝っているマレーという感じだが……マレーが先行して一気に行かない限り、ジョコビッチ勝利の可能性が高そう。マレーがここでトップギアで行けるかどうか、かと。 
  • Stan Wawrinka[3] (SUI) vs Kei Nishikori[10] (JPN)
    バブリンカの2勝0敗だが、2試合とも'12のもの(ブエノスアイレス、MSシンシナティ)。当時とは両者とも立ち位置、それに実力もだいぶ違っているだけに、どうなるか読み辛い。ラオニッチほどではないにしろ、バブリンカもかなりの強力サーブを持っているが、それ以上に強烈なのがフォア/バックのグランドストローク。加えてスタミナも十分。錦織はラオニッチ戦での激闘の疲労からどの程度回復できたか否か、それ次第じゃないだろうか。  
  • Tomas Berdych[6] (CZE) vs Marin Cilic[14] (CRO)
    共に身長2m近い長身の2人。対戦成績はベルディヒの5勝3敗。ハードコートでもベルディヒが3勝1敗で勝ち越している。チリッチが勝ったのは'11マルセイユ、'12クィーンズ、そして今年のウィンブルドンと、芝や高速ハードなど球足の速いコートでの大会だけに、標準的なハードの全米では、ストローク力で分があるベルディヒ有利かと。
    ちなみにこの両者に錦織は勝ち越している(vsベルディヒ:3勝1敗、vsチリッチ:5勝2敗)だけに、錦織がこっちの山だったらなぁ、と思ってしまうのは……意味がないか[あせあせ(飛び散る汗)] 
  • Gael Monfils[20] (FRA) vs Roger Federer[2] (SUI)
    危なげない勝ち上がりを見せているフェデラーと、同胞のガスケ、そしてRd.4では次代の王者候補の一角であるディミトロフを下して勝ち上がってきたATPツアーきってのファンタジスタ、モンフィス。両者の対戦はフェデラーの7勝2敗だが、前回の対戦である先月のMSシンシナティRd.3ではフルセットにもつれている。また意外にも、モンフィスが勝利したのは'10のMSパリと'12のMS上海という高速ハード。戦績、それに現況から見ればフェデラー優位は動かないと思えるが、モンフィスが天才肌のフランス選手ならではの"ノってしまうと手が付けられない"モードに突入したりしたら……わからないかも。

 書いてみたら結局何の予想にもなっていない(-_-;) 

 バブリンカvs錦織戦はこの後(現地時間で3:00PM以後)。ジョコビッチvsマレー戦はナイトマッチに予定されている。

 未だにWOWOW未加入なので、結果を知るのは明日の昼前位になりそうですが。 

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錦織、日本人初の世界ランクTOP10入りへ [Tennis - Pro Tour]

 またまた10日以上も更新を休んでしまいました。
 ネタは大小あれこれあるものの、いざそれをまとまった文章にしようとすると時間がなく……って、日記代わりみたいな場末のブログ、気負う必要なんざ全くないんですが、やはり不特定多数の他人様の目に触れるとなると、ねぇ。

 1ヶ月以上書かないでいると、書き方を忘れてしまうんでしょうか(-_-;)


 別ネタで再開の予定だったが、テニス好きならやはりこの話題を書かねば!ってことで。

 日本テニス界のエース錦織圭選手、ついにやった!というニュース。 

 今週、スペインのマドリードで開催されているATPマスターズ1000シリーズ、Mutua Madrid Openで、錦織がベスト4入りを決め、来週12日に発表される最新の世界ランキングで10位以内に入ることが確実になった、とのこと。
 日本人男子選手が世界ランキングでTOP10入りするのは(’73年に現行の制度になってからは)もちろん初、アジア人としても’04年3月にタイのP・スリチャパンが10位にランクインして以来10年ぶりなのだとか。 

 80年代後半からテニスを見てきたけれど、日本人男子がTOP10に入る日がついに来たというか、やっと来たというか。90年代の頃からすると、正直想像できなかったが(松岡修造氏は孤軍奮闘で頑張ってたけれど……)。

 とはいえ、錦織本人のコメントにもあるように、1週だけ10位に入っただけでは意味がなく(世界ランキングは毎週更新される)、順位をキープしてTOP10に定着し、さらにランクを上げていくことが重要なのであって―ってここからが、これまでよりも何倍も大変なのだけれど。コンスタントに結果を出していけば、TOPの8選手だけが出場できる最終戦、ATP World Tour Finalsへの出場だって、決して夢じゃあない。

 まずは準決勝のD・フェレール戦。対戦成績は3勝3敗の5分で、今年3月のMSマイアミでは勝っているものの、今回のマドリードはフェレールが得意なレッドクレー(クレーでの対戦は今回が初)。 とはいえ錦織も先々週のバルセロナ大会で優勝して、ここまでクレーで13連勝中。勝機は十分にあるかと。

 唯一心配なのは故障だけなので……今大会の好結果はもちろん期待したいけれど、好調を維持したまま、今月末からの 全仏オープンに臨んで欲しいもので。

 準決勝の模様は今日(日付は11日)の深夜2時頃からGAORAにてLIVE放送とのこと。 

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デ杯、WGベスト8入り。次戦は…… [Tennis - Pro Tour]

 今さらではあるが、 

 先週の金曜~日曜にかけて行われた、テニスの国別対抗戦デビスカップ(略称デ杯)。日本はワールドグループ(WG)で初めて初戦を突破、史上初のベスト8進出を決めた。

 デビスカップは最上位のワールドグループ以下、グループ1~3まであり、勝ち抜けば上のグループへ、負ければ下位へという、ざっくり言えばJリーグなどと似た感じと思ってもらえれば(厳密には違うがw)。
 Gr.1~3はそれぞれ「アメリカ」「アジア・オセアニア」「ヨーロッパ・アフリカ」の3地区グループに分かれており、日本は昨年地区エリアを勝ち抜き、さらにコロンビアとのプレーオフを制してWGに戻ってきた。

 そして初戦のvsカナダ戦……。

daviscup140202.jpg 

 

 

 

 これまで何度もはね返されてきたWG初戦の壁、今回はカナダチームのエースであるM・ラオニッチ、No.2でダブルスのメンバーでもあったV・ポスピシルの2人が怪我で直前に欠場となり、相手側が本来の戦力を使えなかったという幸運はあるにせよ(勝負のかかる3日目、第1シングルスで相手の負傷による途中棄権で日本の勝利が決まった)、そのチャンスをものにして勝利できたことは大きい。特に2日目のダブルスに錦織を投入して貴重な1勝をあげたことが、一番の勝因じゃないかな、と。
 相手はダブルス界のリビング・レジェンド的存在ともいえるD・ネスター。デ杯で多く組むポスピシルとではなく、シングルスと連投のF・ダンセビッチとの急造ペアであったとはいえ、錦織、そして昨年デ杯戦にデビューしたばかりの内山とのコンビではさすがに厳しいだろう、そんな風に思っていた。
 それがこういう結果になるのだから、素人の予想なんて当てにならないもので。

 さて、次戦は'12、'13年とデ杯を連覇中のチェコが相手。
 エース格のT・ベルディヒとベテランのR・ステパネクの2人で実質勝ってきたようなチームで、ダブルスで他の選手が出場予定に入っていても、当日になったら前日シングルスを戦ったこの2人が組んで勝っちゃう、みたいな。

 が、こんな報道が。

 この記事の終盤、「エースのベルディヒは次戦(準々決勝)には出場しないことを早くから明言、またステパネクも出ない可能性がある」とある。

 準々決勝は4月の4~6日、今回と同じく日本での開催となる。この時期は3月のMS1000のインディアンウェルズ、マイアミという大きな大会が行われた翌週で、しかもこれが終わると5月末の全仏に向けての欧州クレーシーズンが開幕する、ちょうどその合間にあたる。
 MS1000の2大会はトップ選手がほぼ全員出場するようなグレードであり、2大会で計3週間の長丁場。そこに出た後、アウェーの日本で戦い、そして欧州へ飛ぶというのは、トップ選手であるベルディヒ、ダブルスでは今なお上位ランカーのステパネクにとってはリスクが大きいのだろう。既にデ杯で2連覇を飾っており、モチベーションが落ちたのではという声もあり、今年はWG残留を確定させる一回戦で勝てばいい―ってことだったのかも。

 と考えると、2枚看板を欠くチェコが相手となれば、日本チームにとってかなり勝算は大きくなるのだが……トップ選手としての事情は錦織もまた同じであって、しかもMS2大会は彼のホームコートともいえる北米ハードでの開催。ここで上位進出する可能性は十分にある。その疲労が残った上で日本に戻ってきてデ杯を迎えるとしたら……チェコチームのメンバーが下位ランクの選手であったとしても、決して楽観視はできないんじゃあないかと。

 そんなネガティブなことばかり言ってたらキリがないんだが、普段のツアー以上に何が起こるかわからないのがデ杯。2か月後、日本チームは再び有明コロシアムで―上の写真のように―笑顔で喜べるか?

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【2014全豪】クボト/リンドステッド組が初制覇(男子ダブルス) [Tennis - Pro Tour]

 もう1回だけ、全豪の話題を引っ張ります。

 男子ダブルスは、昨年末に最終戦を戦った上位シード勢が中盤までに尽く消え、決勝に勝ち上がったのはGS優勝の経験なしの2ペア4選手。

  • L.Kubot(POL)/R.Lindstedt(SWE) [14]
        6-3 6-3
    E.Butorac(USA)/R.Klaasen(RSA)

 #14シードのクボト/リンドステッド組は今年から結成。リンドステッドが17個、クボトも8個のダブルスタイトルを持つ実力者ながら、この全豪前までの3大会で勝ちがなし。
 一方のブトラック/クラーセン組はノーシードながら、初戦でR・ヒューイット/P・ラフターの話題のペアを破ると、Rd.3で前年覇者のTopシード、ブライアン兄弟を退け、さらにSFでは今年再結成したD・ネスター/N・ジモニッチ組までも倒し、4戦連続でシード勢を倒すアップセットを演じてきた。 

  • Kubot/Lindstedt vs Butorac/Klaasen final 2014 Australian Open highlights 

 クボト/リンドステッド組が1度のブレークも許さず、今年の男子ダブルスの波乱の立役者であるブトラック/クラーセン組をストレートで下し、歓喜の初優勝。クボト/リンドステッドは33本のウィナーを浴びせた一方、凡ミスはわずかに4ポイント、相手のサーブを3回ブレークし、ブレークポイントを握られたのは僅かに1だけという、完璧な出来だった。

 下記は試合後の記者会見での、優勝した2選手それぞれのコメント。
公式ページの英文記事からかなり意訳混じりで訳しています。致命的な誤訳があったら何卒ご教示下さい) 

“これが僕にとってどういう意味を持つか、試合の後を観た人はみんなわかってもらえるんじゃないかな”
“子供の頃みたいに泣いたよ、だってそれほどかけがえのないことだったんだ。おかげでスピーチとか色々台無しにしてしまったけれどね”
“この優勝を基に、さらに上を目指せると思ってるよ。ルカシュ(・クボト)は僕が過去組んできた選手の中でも間違いなくベストな選手の1人だ。これまでにも素晴らしい選手と数多く組んだけれど、ルカシュほどダブルスのチームとして僕とうまく機能した選手は数えるほどしかいないんだ”
“この日のために必死に、本当に必死にやってきた。ケガと戦い、自宅でもしかるべき人々と共に練習やトレーニングを積んで、これを成し遂げるための道を見つけようとしてきた。僕はコートに立つよりジムにいる時間の方が長いんだ。”
“そして、子供の頃の夢が実現したんだけれど、きっと引退する日まで僕はそれを信じようと思わないんだろうね。それでも、それは僕にとって何より大切なことなんだ”

―Robert Lindstedt―


“本当に信じられない瞬間だった。何て言っていいか言葉が見つからないんだ”
“今日は本当にプレーに集中できていた。恐らく、今日は人生で最高のダブルスをできたんじゃないかな。今日は多くのボールを見逃さず、リターンもほとんどミスがなかった。ロベルトにとっては(GSの)決勝が4回目だってことは知ってたよ。僕は初めてだったけど、実際のところその1回に辿り着くのも難しいんだけれどね”
“でも、僕自身より、ロベルトのために今日勝てたことが本当にうれしいんだ。だって彼はツアー界の中でも最もハードにトレーニングしている選手の1人だってことを知っているからね。それがここオーストラリアでやっと、僕と共に実を結んだんだ。本当に満足さ”


―Lukasz Kubot―

 2人ともダブルスでは何度も優勝した実力者だが、2人ともビッグタイトルにはこれまで縁がなかった。
 36歳のベテラン、リンドステッドは一昨年まで組んでいたH・テカウと3年連続ウィンブルドンで準優勝(2010-12)という、実績ではあるけれど非常に辛い経験をしてきた。昨年はテカウとのコンビを解消し、心機一転ジモニッチやネスターなど、鎬を削った名手らとチームを組んだものの結果は全く振るわず、最終戦出場すら叶わなかった。
 それだけに今回の―ある意味急造ペア?での―GS初優勝は感激も一入なんじゃないだろうか。

……リンドステッドは記者会見で新しい相方を絶賛していますが(ってか、ここまで言ったら3年組んだテカウの立場は(-_-;)?)、ハイライト映像を見ると、クボトもリンドステッド以上に感情を露わにするアツいタイプというか、激情型なようなので、チームとしてのプレーが上手く行かなくなった時、パートナーシップは大丈夫かな……という、一抹の不安はありますけれども。

 とはいえ、この優勝ペアに加え準優勝のブトラック/クラーセン組、SFで敗れたものの再結成を果たしたネスター/ジモニッチ組など、ダブルスでも2014年になって色々動きがあったようで、こちらも楽しみ。

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