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ファンタ「すいか+塩入り」 [Eat & Drink]

 西日本が梅雨明けした途端に?関東はなぜか梅雨空が続いている。
 それだけが理由じゃないけれど、今夏はまだ西瓜を食しておりません。

 ま、スイカは真夏日の昼下がり、喧しいほどの蝉時雨をBGMに冷えたやつをいただくのが、一番美味いのだけれども。

 実物が最も美味いというのはほぼ万人共通のようで、発売しても大概は不評で散発的に消えていくスイカ味のドリンク。買って飲んでみた感想を、以前にも記事にしていた。

※昨年、2年前もこのテの商品が出ていたかもしれませんが、未チェックでした……。 

 今年も出てきた「スイカ味」。
 先日コンビニで見かけ、期待というよりは興味本位、ネタ的に買ってみたのがこれ。 

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 ラベルに大きく「塩入り」と謳ってるように、熱中症対策として塩分補給もできるよ、と。
 でも490mlに460mgの食塩入りってのは……どうなのかしらん。

 一昔前は食品も飲料も減塩、塩分カットが当然のような風潮だったのに、変わるもんですなぁ。

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 グラスに移してみたら、こんな色(実際はもう少し明るい薄ピンクのような)。

 で、飲んでみた。
 口に持って行った時点でぷぅん、とウリ科の匂いがする(ちなみに無果汁)。 
 味は……スイカというか、ウリ科に共通するようなあの甘味があって、そこに塩味がわさ~っと来る感じ、というか。ファンタの定番味のちょっとクドい位の甘さがない分、後味もしょっぱさが勝ってしまっているような。

 スイカ味の再現度としては「小岩井 純水すいか」に比べると低め。が、これだけ甘味抑え目、しょっぱさ残る系の味ならば、汗をかいた後にはひょっとして美味しく感じたりして……?

 恐らくは今夏限定かと思うけれど、あえてオススメはしませんw
 変わり種ドリンクをネタと思って笑って飲める方に、ということで。

 ところで。
 高校の頃にスイカ味の炭酸飲料が発売されていて飲んでみた記憶があるのだけれど、商品名とかどこのメーカーだったのかが思い出せないままだった。
 で今回、改めてちょっと調べていたら、ありましたw

 350ml缶全体にスイカの赤い果肉と黒い種が描かれたデザインで、「あぁ、これだった!」と。そういえばこの商品名もうっすら記憶がある。

 '87年発売だから、約30年も昔なんだなぁ……(遠い目)。  

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シェーバー、買いました [Clothes/Shoes/Goods]

 前回のブログにて、電気シェーバーの買い替えで迷い中―と書いたのが先週のこと。

 その後、量販店で店員さんに具体的に訊いてみたところ「同程度のグレードなら、両社で性能的に大きな差はないけれど、強いてあげるならば、深剃りならBRAUN、肌に優しいのはPanasonicですかね」 (因みに、やはりPhilipsは硬いヒゲ、濃いヒゲの人には不向きらしい)とのことだった。その後ネットでも価格を色々と調べて、「注文する」のクリック直前まで迷った挙句……PanasonicのLAMDASHに決定。

 店員さんのオススメはBRAUNだったし、こちらは洗浄液セットとの同時購入でキャッシュバックのキャンペーンもあったので価格自体は安くなる。が、これまで使っていたシェーバーがPanasonicのさほどグレードの高くない製品だったけれど、使い勝手は十二分で故障もなし。また替刃や洗浄剤などの消耗品のコストを比べると……ややPanasonicかな、と。 

 店頭で買うか、通販で購入するかについても迷ったけれど、やはり価格面、特に楽天ポイント10倍には弱いw

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 自動洗浄機能付なので、専用の洗浄剤(3パック入)も併せて注文。

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 箱の中身はこんな感じ。洗浄機能付だけあって、やはり充電器がひと際大きい。
 その他、洗浄剤に刃のメンテ用のオイル、携帯用のポーチなどが同梱。 

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 現在使っているシェーバーとの、何の意味もない比較。左の写真は箱、右は本体(旧い方は洗ってるつもりでも、やはりボディが汚れてると再確認)。
 新型の箱のデカさは充電器の大きさ故か。持った感触は似ているけれど、2枚刃→5枚刃になった分ヘッドが大きくなって、頭が重い。これは慣れの問題だろうけれども。

 旧い方は確かお店等で購入したのではなく、クレジットカードのポイント交換でもらったような記憶が。いつから使ってたかな?とキャップを見てみたところ、平成23年6月と記入してあったので(替刃のタイミングを見るため書く欄がある)かれこれ5年使っていたわけで。その間2回くらい刃を取り替えて、掃除等のメンテもこまめにやってきたし、充電池も目に見えて劣化しているわけでもないので、今なお使用する上で何の問題もないのだが。
 こちらはカミソリと同じようなWet剃りが可能なタイプなので、その点では新型に優る?

 出張などで泊りがけの際に持って行くシェーバーが欲しかったところなので、そちらでまだまだ頑張ってもらおうかと。 



 で、新しい方の使い心地は……。

 実はまだ使っていないw
 あと数日で1つ年を取るので、それにあわせて使い始めようかと思っております。 

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電気シェーバー迷い中 [Clothes/Shoes/Goods]

 電気シェーバーを買い替えようと決めたのはいいが……。
 さてどれにしたものか。

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 とりあえず量販店でカタログをもらってきて一通り眺めてから、比較レビューなど載っているサイト記事やブログを見比べてみる。自分のヒゲの毛質や生え方、肌質から考えるとPhilipsが外れて、パナソニックとBRAUNの何れかになりそうだけれども。

 一度、店頭で店員さんの説明を聞いてみてもいい、かな……。 

 刃の枚数が増えれば剃り味は向上するけれども、その分替刃のコストも↑↑↑になるわけで。全自動の清浄機能付きとかになれば、なおさら。
 今時のクルマもそうだけれど、機械が自動でやってくれることが増えれば便利でラクチンな分、それを維持する費用も当然嵩むってことなのよね(-_-;)。


【補記】
 ブログ右側(→)の、Amazonのウィジェット「テニス書籍・雑誌」の表示がやっと直りました(2月発売の雑誌がずっと表示されていたのはそのため)。
 3月以降、更新をかけてもそれがブログ上に反映されないという状況がずっと続いており、これまで2回ほど改善を求める報告をカスタマーサービスに入れていた。が、返ってくるのは「現在も担当部署にて調査・対応中なので、もうしばらくお待ち下さい」というお詫びの定型文メールばかりなので、若干キレ気味のメールを今週初めに入れたところ……今日になって直っていたというw

 これ、いわゆる「そば屋の出前」ってアレだな……Amazon(-"-#)ンノヤロー

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【2016ウィンブルドン】感無量 [Tennis - Pro Tour]

 今年のウィンブルドン男子シングルスは、A.マレーが'13年以来2度目の優勝を飾った。 

  • Andy Murray (GBR)[2] 6-4 7-6(3) 7-6(2) Milos Raonic (CAN)[6]

無題.jpg

 王者ジョコビッチが3回戦で消え、決勝で当たるだろうと思われていたR.フェデラーも準決勝でラオニッチに屈した。これで2度目のウィンブルドン優勝はほぼ間違いないと思われていたマレー。特にEU離脱で揺れる地元英国のファンの期待は、前回以上のものがあったろう。
 確かに決勝戦の内容は、ビッグサーブに加え果敢なネットプレーで勝ち上がってきたラオニッチを、正確なリターンとパッシング、そして圧巻の安定性と守備力で封じ込めた、スコア以上に完勝と言えるものだったと思う。それでも、勝利を決めた後に溢れる涙を堪えなかったのは、初優勝前とはまた異なる重圧を乗り切った安堵の涙だったように思う。

 BIG4の一人に数えられながら、キャリア・グランドスラムを達成した他の3人と比較すると、実績の面でやや劣ると評されがちなマレー。 ナダルが故障で欠場、ジョコビッチ、フェデラーとも戦わずに手にした、自身3つ目のGSタイトルの価値に「?」マークをつける意地悪な向きもあるようだが、むしろ「優勝して当然」と見られた大会、それもウィンブルドンできっちりと結果を出して見せたことで、しばらく続いたジョコビッチ一強時代の勢力図も、今年後半から変わってくるんじゃないか―と思えてくる。

 最後に。
 ネットに詰めた相手の脇を鮮やかに射抜くパッシングショットは、見ていてもやっぱり気持ちがいい。ファミリーボックスからマレーを見守ったコーチ、I.レンドルの往年のプレーが脳裏に蘇りました。 

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夏前の海と……黒いカレー [Eat & Drink]

 所用のため久しぶりにクルマで小田原まで。

 用件を済ませた後、ちょっと足を伸ばして御幸の浜まで海を見に行く。

 あちらに住んでいた頃は、ドライブがてら、独りでふらりと―それも季節外れの海をちょくちょく見に行ったものだった。 
 自販機で缶コーヒーを買って砂浜まで降り、石段に腰を下ろして一服[喫煙]しながらぼんやり海を眺めていると、何とはなしに落ち着く。今日のような曇り空の日などは、特に。

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 海水浴なんてもう20年も行ってないし、マリンスポーツも一切やらない自分なので、むしろこんなシーズン前の人気のない海を眺めているのが、好きです。
 単調な波の音を聴いていると、頭の中に抱えている色々なことを、少しの間だけ忘れられるというか。

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 ……傍から見たらアブない人に……見えないとは思うのだけれどw

 帰路は小田原厚木道路から圏央道を通るルートで。
 夕食にはちょっと早いが小腹が空いたので、圏央道の厚木PAに立ち寄る。普段ならそうそうハズレのないかき揚げそばあたりで済ませてしまう(というか、立ち食いそばは好きw)のだが、ここに併設されている全国のご当地B級グルメが食べられる(メニューは定期的に入れ替わり)お店を眺めてて、ちょっと気になったものが。

 レトルトものとかでたま~に見かける"黒いカレー"だけれど"あま辛"という味にちょっと興味を覚えた。それにハーフサイズなので小腹が空いた今の状態にピッタリ。値段もお手頃(¥500でおつりが来たかと)ということで、注文。

 来たのがコレ。

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 名に違わず黒い。煮込まれたニンジンがゴロリと入っているので、そのコントラストも相俟って余計に黒いw。料理の詳細は確認しなかったので、(この黒さはイカスミ……?)と思いつつも、事前知識なしに食べてみた。
 最初は甘い、というかやや甘酸っぱいようなルーの味。でも確かに間違いなくカレーの味わいだよなぁ……と思っていると、後からスパイスのピリリが追いかけてくる。が、辛いのがよほどダメな人じゃない限り行けるレベル。魚介系の生臭さがないから、イカスミではないなこりゃ……と考えながら、あっさりと食べてしまった。これだったらハーフじゃなくても食べてしまったかも。

 帰宅してから調べてみたところ、長崎県にある大村市のご当地グルメで、この黒さは竹炭(食用竹炭のパウダー、無味無臭)を使用したものなのだとか。 

 厚木PA以外では、B-1グランプリ等のイベントを除くと、地元大村市でしか食べられないらしい(通販も現在はない模様)。 B-1グランプリ系のメニューって、個性と特色を前面に出すためにどうもクセが強い―というか、好き嫌いが分かれそうなものが多いイメージがあるのだけれど、これは見た目のインパクトの割に、味は個性的ではあるけど、旨いカレー。

 興味のある方は、機会があれば一度、いかがでしょうか。

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【2016ウィンブルドン】男子QF雑感etc [Tennis - Pro Tour]

 昨日の記事をUpした頃には、QFの試合が進行しておりました。
 そしてQFの4試合は、接戦あり完勝あり、大逆転劇があったりと中々の見応えだったようだが、全試合とも上位シードの選手が勝ち進むという結果に(カッコ内の青字の数字は試合時間)。 

  • Milos Raonic (CAN)[6]
       6-4 7-5
    5-7 6-4 Sam Querrey (USA)[28](2:31)
    ブレークポイントの奪取率が、ラオニッチが3/5、クエリーが1/2ということで、1セットに一度ずつ相手のサーブを破った方が、そのままセットを奪ったということか。ビッグサーブを武器にする両者だけあって、エースの取り合いになるかと思われたけれど、ラオニッチが13本、クエリーが15本と案外少ない。試合後のコメントを読む限り、お互い相手のサーブには上手く対応していたけれど、ネットプレーで相手にプレッシャーをかけ続けたラオニッチに軍配が上がったということなんだろう。これも臨時コーチとして迎えたマッケンローの効果のようで。
  • Roger Federer (SUI)[3]
      6-7(4) 4-6 6-3 7-6(9) 6-3 Marin Cilic (CRO)[9](3:17)
    ライブスコアでフェデラーが2セットを先取されたのを見て「一昨年の全米の再現かな、フェデラーもここで終りかもなぁ……」なんて思っていたが、そこからの大逆転劇でフェデアーが勝利。サービスエースがフェデラー27本、チリッチ23本というのは、両者が芝で5セットやれば不思議じゃない数字だけれども、注目したいのはダブルフォールトの数。チリッチが7本犯したのに対してフェデラーは0本。
    特に緊迫した展開になった第4セット、チリッチはフェデラーのサーブで3度MP(マッチポイント)があったが、そのうち2度はセカンドサーブになっている。ここで入れなければ無論試合は失うが、入れに行っただけでは当然相手のチャンスボールになる。そこをフェデラーは2度とも厳しい2ndを成功させて、チリッチの反撃を断っている。相手のMPで2ndサーブを打つなんて、テニスの試合じゃ最もビビる局面の一つなんだけれども、いやはや流石という言葉しか出てこない。2セットを先行し、3つのMPを逃したチリッチは、そこからメンタルを立て直すのが難しかったんだろう……そんなことをNHKの録画放送を見ながら感じた次第。
  • Tomas Berdych (CZE)[10]
       7-6(4) 6-3 6-2 Lucas Pouille (FRA)[32](1:54)
    Ace B10,P9 DF B3,P8 Br B4/8,P1/4
    実力差ということでは4試合中最も離れた2選手の対戦ということで、若手のプイエがどこまでベルディヒに喰らいつけるかという点で注目したのだけれど、4試合中唯一ストレートで勝敗がついた。
    第1セットは互いに1度ずつのサービスブレイクを奪いタイブレークの末ベルディヒが取る。第2セットはベルディヒが1度だけあったブレークポイントをきっちり取ったのに対し、プイエは同じく1度だけあったブレイクのチャンスを逃す。第3セットに入るとベルディヒは1stで91%、2ndでも70%近いポイント獲得率でプイエに付け入る隙を与えなかった。
    勢いが出ればベルディヒも喰らうかも?なんて思ったんだが、
    地力の差は埋め難かったようで。とはいえ、過去芝コートで一度も勝ったことのない若手選手が、この大舞台でQFまで勝ち進んだのだから、自信にはなったんじゃなかろうか。
  • Andy Murray (GBR) [2]
      7-6(10) 6-1
    3-6 4-6 6-1 Jo-Wilfried Tsonga (FRA)[12](3:53)
    AceM14,T15 DF M3,T7 Br M6/12,T4/13 W46-59 UE23-47
    フェデラーvsチリッチ戦とは逆に、マレーが2セット先行した時点で「よし、行けるぞコレ」な~んて安心していたら、あれよあれよの2セットオール。「ツォンガの爆発力は怖い」という予想通り、第3、4セットは果敢に攻めるツォンガのプレーが功を奏していたことが、数字からもうかがえる。
    第2セット以降の両者のサービスエース(SA)、ウィナー(W)/アンフォーストエラー(UE、凡ミスのこと)で比較してみると
    #2 Murray―SA:3、W:6、UE:1/Tsonga―
    SA:1、W:3、UE:12
    #3 Murray―SA:0、W:6、UE:2/Tsonga―SA:5、W:14、UE:8
    #4 Murray―SA:5、W:9、UE:6/Tsonga―SA:4、W:15、UE:7
    #5 Murray―SA:3、W:8、UE:6/Tsonga―SA:2、W:6、UE:8
    と、単純に言って、ツォンガが取った第3、4セットは、ミスよりもウィナーがずっと多かったということが見て取れる。テニスはウィナー(決め球)だけで決まるものじゃないが、このレベルになると自分からミスで崩れていくことはそうそうない(特にこの試合、マレーは常にウィナーの数が凡ミスを上回っている)。となれば―特に豪快なプレーが持ち味のツォンガとすれば―とにかくリスクは承知の上でアグレッシブにプレーするしかなく、それが上手く行っていた時はゲームもセットも取れたということなんだろう。
    もう一つは、ウィンブルドンはマレーの地元だったということ。もしこれが全仏だったならば、観衆の熱狂的なサポートを受けたのはツォンガの方だっただろう。
  • マレーはツォンガを倒すため、観客を味方につけた[The TENNIS DAILY]
  • 久方ぶりの英国人によるウィンブルドン制覇を期待を一身に背負っていた初優勝前と比べ、またデ杯優勝も経験したことで、マレーはロンドンの観衆の応援を重圧でなく、自分を後押しする力として御する方法を身に付けていたということなんじゃなかろうか。

 てことで、明日(7/8)に行われる準決勝の顔合わせは以下の通り。  

  • Roger Federer (SUI)[3] vs Milos Raonic (CAN)[6]
  • Andy Murray (GBR) [2] vs Tomas Berdych (CZE)[10]

 そういえば、イワン・レンドルがWB前哨戦のMS500、クィーンズ大会から、2年ぶりにマレーのコーチとして復帰している。どうしてもジョコビッチだけに勝てない状況が続く中、この現状を打破したいと全仏終了後にマレー自ら連絡を取ったのだとか(今年の全米オープンまでという話も)。
 ’14年3月で師弟関係を解消した(GSを2つ、ロンドン五輪金メダルなど成果が出たこと、またレンドルがアメリカでの事業を優先させたいという理由で)後、レンドルにコーチ就任を打診したのが、今回対戦するベルディヒ(ちなみに同じチェコ出身)なのだが、その際レンドルは「辞めたばかりだからその気はない」と断ったのだとか。が、今回マレーの要請を快諾……ベルディヒの心中は穏やかじゃないだろうな、とw  

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【2016ウィンブルドン】男子ベスト8が出揃う [Tennis - Pro Tour]

 早いものでもう7月。今年も折り返し点を過ぎたということで。

 グランドスラム大会の3戦目、今年のウィンブルドン選手権も2週目。
 今年のヨーロッパは春から天候がすぐれないようで、雨に悩まされた全仏同様、ウィンブルドンでも降雨によるサスペンドや順延によるスケジュールの変更が相次いでいた。
 その結果、例年なら休養日に当てられる中日の日曜(ミドルサンデー)に、2004年以来12年ぶりに試合が行われた。これは130回を誇る大会でも4度目のことで、2009年にセンターコートに開閉式の屋根が付けられてからは、初めてのことなのだとか。

 第1週には、先月に悲願の全仏初優勝で生涯GSを達成、さらには男子初の年間ゴールデンスラム(GS4大会+五輪金メダルを同一年で制覇)という偉業達成も視野に入っていた絶対王者、N.ジョコビッチがよもや3回戦で敗退―というニュースに驚かされた。さらに、第5シードでロンドン入りした錦織圭も、脇腹痛を抱えながら勝ち上がったものの4回戦で途中棄権……ということもあったが、昨日には男子がベスト8、女子はベスト4が出揃った。

 その顔ぶれと対戦成績など(記事をUPする頃には一部結果が出ているかもしれませんが)。 

  • Milos Raonic (CAN)[6] vs Sam Querrey (USA)[28]
    今年のグラスシーズンから、WBを3度制したレジェンド、J.マッケンローを臨時のコーチとして迎えたラオニッチと、Rd.3でジョコビッチを倒して世界中のテニスファンを驚かせたアメリカのクエリー。過去のH2H(Head to Head―対戦成績)ではクエリーの3勝1敗(内1つは'13のMSマイアミで、ラオニッチの棄権によるもの)。WBでは両者の初顔合わせだった'12のRd.2で、3-1でクエリーが勝利しているが、内3セットがタイブレークにもつれ込む接戦。
    両者とも長身から放つビッグサーブと強力なフォアハンドが武器。特にクエリーはRd.3で、鉄壁の守備とリターン力を誇るジョコビッチから31本のエースを奪っている。
    カギとなるのは両者のリターンの出来だろうが、キープ前提とすると'12の対戦同様、タイブレークが分かれ目となるか。 それに加え、ラオニッチにどれだけマッケンロー効果が現れるか……といったところ。
  • Roger Federer (SUI)[3] vs Marin Cilic (CRO)[9]
    WBで史上最多タイ、7度の優勝を誇り、単独トップの8度目の優勝を狙うフェデラーに対し、昨年まで2年連続QF進出がWBでのベストリザルトのチリッチ。両者のH2Hはフェデラーの5勝1敗だが、チリッチの1勝は優勝した'14年USオープンSFで、この時はチリッチが生涯最高のプレーでフェデラーに完勝し、その余勢を駆ってGS初優勝を遂げている。
    これが両者の最新の対戦になっているが、加えてフェデラーは故障等で今年は全仏などを欠場、復帰した得意のハレ大会でもSFで敗れており、不安材料は少なくない。
  • Tomas Berdych (CZE)[10] vs Lucas Pouille (FRA)[32]
     '10年に準優勝、昨年に続いてQFに進出した#10シードのベルディヒと、このWBが10度目のGS出場、昨年本選に初出場した際には初戦で敗れている22歳の若手プイエ。両者はこれが初顔合わせ。
    #4シードのワウリンカをRd.2で破り、かつての豪球復活、今大会の台風の目になるかと思われたJ.M.デルポトロを下し、GSでのベストリザルトを一気に塗り替えたプイエ。昨年あたりから一気に頭角を現した、D.ティエム、N.キリオス、A.ズベレフ、さらには今年のと同じ世代(’94’~97年生まれ)だが、ツアーで時にBIG4ら上位陣を倒すなど活躍が目立つ彼らに比べ、やや伸び悩んでいた感がある。
    順当に行けばベルディヒ優位は動かないだろうが、Rd.4のJ.ヴェセリ戦では第4セットのSFMを落とし、2日がかりフルセットで辛勝するなどややもたつきも見せたベルディヒ。仮にここでプイエが勝って4強入りを果たすようであれば、錦織らの世代もうかうかしていられないかも。
  • Andy Murray (GBR) [2] vs Jo-Wilfried Tsonga (FRA)[12]
    マレーの12勝2敗。WBでは'10年のQF、さらに'12年SFの2度対戦があり、共に4セットでマレーが勝利している。グラスコート全体、さらにGS全戦でもマレーの4勝負けなしと、過去の戦績ではマレーが圧倒している。
    マレーは'13年に英国選手として77年ぶりのWB制覇、昨年はSFでフェデラーに敗れているものの、’09年以降は一昨年(QFでG.ディミトロフに敗れる)を除き、全てSF以上へ進出、さらには'09年のA.ロディック戦を除けば、負けたのはフェデラーかR.ナダル(今年は欠場)という、WBでの安定ぶり。No.1のジョコビッチが敗退、ナダル不在、フェデラーもかつての強さがやや影を潜めているとなれば、今年は自身2度目のWB制覇も十分射程内―なのだろうが、わからないのがGS大会というもの。
    対するツォンガは、Rd.3でJ.イズナー戦で2セットダウンから逆転、最終セットは19-17、4時間半弱の激闘を制しての勝ち上がり。Rd.4は同胞のR.ガスケが第1セット第6ゲームを消化した時点で棄権したため、体力も十分回復しているだろう。
    安定度ではマレーが優位だが、爆発力の点では現在のツアーでも随一のツォンガ。これもフタを開けてみないことにはわからない。

 ってことで、例によって何の予想もしておりませんwというか、自分の場合、予想≒ほぼ願望なので(汗

 絶対王者ジョコビッチが消えた今大会、フェデラーが史上最多8度目の優勝を飾るのか、あるいはマレーが2度目の優勝で、EU離脱で揺れる英国に明るいニュースをもたらすのか―はたまた意外な初優勝者が出るのか……まだまだ寝不足の夜は続きそうで。

 


【訂正】タイトルであり得ない大ボケかましてましたので修正しております(7/7)。

 


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